アイドマ・ホールディングス(7373・東証グロース):営業支援サービス好調で増収増益を継続
- funbunm
- 8月1日
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【2025年8月期第3四半期 経営成績】
- 売上高:9,642百万円(前年同期比24.3%増)
- 営業利益:2,305百万円(同23.2%増)
- 経常利益:2,310百万円(同23.1%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,369百万円(同46.7%増)
【2025年8月期 業績予想】
- 売上高:13,000百万円(前期比22.4%増)
- 営業利益:2,900百万円(同17.5%増)
- 経常利益:2,850百万円(同15.4%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,650百万円(同15.7%増)
- 配当予定:期末30円(年間配当30円)
【株価・出来高推移】
開示前営業日(7月10日):1,973円(開示日比1.5%低)、27,600株(開示日比71.2%低)
開示日(7月11日):2,004円、95,700株
翌営業日(7月14日):2,479円(開示日比23.7%高)、654,700株(開示日比584.1%高)
2営業日後(7月15日):2,486円(開示日比24.1%高)、320,000株(開示日比234.4%高)
3営業日後(7月16日):2,479円(開示日比23.7%高)、110,800株(開示日比15.8%高)

【アナリストコメント】
同社の2025年8月期第3四半期は、売上高9,642百万円、営業利益2,305百万円と大幅な増収増益を達成しました。主力のワーク・イノベーション事業が引き続き堅調に推移し、中小企業を中心としたアウトソーシング需要の拡大を着実に捉えています。
企業におけるデジタルトランスフォーメーションの推進と働き方改革の流れを背景とした就労形態の多様化が進展する中、労働人口減少に伴う人手不足の深刻化により、同社の営業リソース不足を解決するアウトソーシングサービスへの需要は今後も持続的に拡大することが期待されます。
発表前後の株価推移を分析すると、開示前営業日の1,973円から開示日には2,004円、翌営業日2,479円、2営業日後2,486円、3営業日後2,479円と推移しました。開示日翌営業日から3営業日後まで一貫して23%台の高い上昇率を維持しており、投資家による好業績への強いポジティブ評価を表しています。この急激な株価上昇は第3四半期の大幅増益と通期業績予想の順調な進捗が市場に高く評価されたことを示しており、同社の成長ストーリーに対する投資家の期待の高さが株価形成に大きく影響したものと分析されます。
財政状態については、自己資本比率67.8%の高水準で健全な財務基盤を維持し、成長投資への資金調達余力と財務安定性を両立しています。通期業績予想は売上高13,000百万円、営業利益2,900百万円の計画に変更はなく、第3四半期累計での進捗率が計画を上回るペースで推移しており、通期目標の達成可能性は高いと判断されます。
※7月11日発表「2025年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より