top of page
IRS.png

アイデミー(5577・東証グロース):通期業績予想を大幅上方修正、営業損失から利益転換へ

  • funbunm
  • 8月1日
  • 読了時間: 2分
アイデミー(5577・東証グロース):通期業績予想を大幅上方修正、営業損失から利益転換へ
アイデミー(5577・東証グロース):通期業績予想を大幅上方修正、営業損失から利益転換へ
【業績修正の要点(2025年5月期)】

- 売上高:1,930百万円→2,050百万円(前回予想比6.2%増減)

- 営業利益:110百万円の損失→40百万円(同150百万円改善)

- 経常利益:110百万円の損失→40百万円(同150百万円改善)

- 親会社株主に帰属する純利益:150百万円の損失→10百万円の損失(同140百万円改善)

- EPS:37円62銭の損失→2円50銭の損失


【株価動向】

開示前営業日(6月11日):636円(開示日比1.1%低)、8,700株(開示日比42.6%高)

開示日(6月12日):643円、6,100株

翌営業日(6月13日):682円(開示日比6.1%高)、34,500株(開示日比465.6%高)

2営業日後(6月16日):782円(開示日比21.6%高)、114,500株(開示日比1,777.0%高)

3営業日後(6月17日):932円(開示日比44.9%高)、521,100株(開示日比8,442.6%高)

ree

【アナリストコメント】

同社の2025年5月期通期業績予想修正は、AI・DX人材育成投資需要の急拡大を背景とした大幅な上方修正となりました。売上高は当初予想を120百万円上回る2,050百万円へ上方修正し、営業損失110百万円の予想から40百万円の利益転換を達成する見通しです。


AI/DXプロダクト事業とAI/DXソリューション事業において、比較的規模の大きい人材育成投資案件を獲得できたことが業績押し上げの主因となっています。連結子会社による外部顧客向け売上も想定を超過しており、同社のAI教育プラットフォームの競争力の高さが実証されています。


開示前後の株価推移を分析すると、開示前営業日の636円から開示日には643円、翌営業日682円、2営業日後782円、3営業日後932円と段階的に上昇し、最終的に44.9%の大幅上昇となりました。出来高は開示日に6,100株であったものが3営業日後には52.1万株と85倍に急増し、開示日比で8,442.6%増という高水準を記録し、投資家の極めて強い関心を表しています。この市場反応は営業損失から利益転換への転換と将来のAI事業成長期待が投資家に非常にポジティブに評価されていることを表しており、業績予想上方修正という材料が株価形成に決定的な影響を与えたものと分析されます。


ただし、2026年5月期については広告宣伝・営業活動およびAI開発事業への先行投資により営業損失を計上する見通しとしており、中長期的な成長投資フェーズに入ることも併せて開示しています。AI人材育成市場の拡大トレンドと同社の技術力を考慮すると、2027年5月期以降の持続的成長軌道への期待が高まります。


※6月12日発表「2025年5月期 通期業績予想の修正(上方修正)に関するお知らせ」より

bottom of page