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ARアドバンストテクノロジ(5578・東証グロース):第3四半期は大幅増収増益で通期予想を上方修正

  • funbunm
  • 7月29日
  • 読了時間: 3分
ARアドバンストテクノロジ(5578・東証グロース):第3四半期は大幅増収増益で通期予想を上方修正
ARアドバンストテクノロジ(5578・東証グロース):第3四半期は大幅増収増益で通期予想を上方修正
【2025年8月期第3四半期 経営成績】

- 売上高:10,315百万円(前年同期比23.5%増)

- 営業利益:561百万円(同96.1%増)

- 経常利益:568百万円(同93.1%増)

- 親会社株主に帰属する四半期純利益:248百万円(同39.9%増)


【2025年8月期 業績予想】

- 売上高:14,060百万円(前期比26.3%増)

- 営業利益:700百万円(同66.0%増)

- 経常利益:706百万円(同57.5%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:426百万円(同54.5%増)


【株価・出来高推移】

開示前営業日(7月10日):2,122円(開示日比4.5%低)、14,400株(開示日比7.5%高)

開示日(7月11日):2,222円、13,400株

翌営業日(7月14日):2,722円(開示日比22.5%高)、33,500株(開示日比150.0%高)

2営業日後(7月15日):2,573円(開示日比15.8%高)、176,400株(開示日比1216.4%高)

3営業日後(7月16日):2,571円(開示日比15.7%高)、15,900株(開示日比18.7%高)

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【アナリストコメント】

同社の2025年8月期第3四半期決算は、売上高10,315百万円、営業利益561百万円と前年同期を大幅に上回る優秀な結果となりました。DXソリューション事業において、AI開発及び高付加価値案件の受注拡大に加え、新規採用者の早期有償稼働化を推進した結果、売上高及び売上総利益率が大幅に向上しています。特に、スマートファクトリー領域や交通インフラ領域等におけるAIを活用したDXニーズに対し、同社の先進的なAI開発技術が高く評価され、売上高が5,000億円から兆円規模に及ぶ複数の国内有力企業よりAI開発関連の大型案件を受注したことが業績伸長の主要因となっています。


企業のDX推進ニーズは引き続き堅調に推移しており、業務効率化や新規事業創出を目的としたシステム刷新、自然言語処理や画像認識分野での生成AI実用化拡大、サプライチェーン再構築支援など、同社の技術領域に対する需要は多岐にわたって拡大しています。また、2024年11月に株式会社ピー・アール・オー及びその子会社3社を同社グループに迎え入れ、事業基盤の強化を進めており、現在は子会社化に伴う費用負担が先行していますが、事業部門の連携強化によるシナジー効果の本格化により中長期的な収益性向上が期待されます。


通期業績予想についても、売上高14,060百万円(前期比26.3%増)、営業利益700百万円(同66.0%増)と上方修正されており、同社の成長戦略が着実に実を結んでいることを示しています。人材採用も想定を上回る進捗を示しており、渋谷本社及び名古屋支社のオフィス移転に伴うエンジニアファーストな業務環境整備により、さらなる生産性向上が見込まれます。


開示前後の株価推移を分析すると、開示前営業日の2,122円から開示日には2,222円、翌営業日2,722円(開示日比22.5%高)、2営業日後2,573円(同15.8%高)、3営業日後2,571円(同15.7%高)と大幅な株価上昇を示しました。出来高は2営業日後に176,400株となり、開示日比で1216.4%の爆発的な増加を記録し、投資家の極めて強い関心と期待を表しています。この市場反応は第3四半期の大幅増収増益決算と通期予想上方修正が投資家に非常にポジティブに評価されていることを示しており、AI・DX関連銘柄への注目度の高さと同社の技術的優位性への期待が株価上昇要因となったものと分析されます。


※7月11日発表「2025年8月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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