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キタック(4707・東証スタンダード):通期業績予想を上方修正、増配も実施

  • 2025年7月9日
  • 読了時間: 3分
キタック(4707・東証スタンダード):通期業績予想を上方修正、増配も実施
キタック(4707・東証スタンダード):通期業績予想を上方修正、増配も実施
【業績修正の要点(令和7年10月期)】

- 売上高:3,216百万円→3,428百万円(前回予想比6.6%増)

- 営業利益:243百万円→239百万円(同1.6%減)

- 経常利益:252百万円→277百万円(同9.9%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:167百万円→285百万円(同70.7%増)

- EPS:29.82円→50.88円(同70.7%増)


【配当予想修正(増配)】

- 期末配当:5.00円→7.00円(2円増配、40%増配)

- 年間配当:5.00円→7.00円


【株価動向】

- 開示前営業日(5月29日):340円(開示日比0.9%低)、29,100株(開示日比71.9%低)

- 開示日(5月30日):343円、103,700株

- 翌営業日(6月2日):343円(開示日比0%高)、238,400株(開示日比129.9%高)

- 2営業日後(6月3日):342円(開示日比0.3%低)、29,300株(開示日比71.7%低)

- 3営業日後(6月4日):340円(開示日比0.9%低)、14,000株(開示日比86.5%低)


【アナリストコメント】

同社は令和7年10月期の通期業績予想を上方修正するとともに、期末配当を2円増配すると発表しました。売上高は前回予想から6.6%増の3,428百万円に上方修正し、親会社株主に帰属する当期純利益は同70.7%増の285百万円と大幅な増益見通しとなりました。


修正の主要因として、令和6年1月1日に発生した能登半島地震関連の受注も含め、当中間連結会計期間の受注高が前年比5.4%増の1,898百万円と堅調に推移したことが挙げられます。また、中間期の売上高も前年比7.6%増の1,759百万円となりました。特に重要な要因として、昨年8月に申請した経済産業省による「住宅・建築物需要一体型等省エネルギー投資促進事業」の補助金が令和7年3月に確定し、特別利益として142百万円を計上したことにより、中間期純利益が240百万円と前回発表数値を上回る結果となりました。


配当面では、株主還元を重要課題として位置付け、収益力強化による配当原資確保と継続的かつ安定的な配当を基本方針とする中、今回の業績向上を受けて期末配当を1株当たり2円増配の7円に修正しました。これは前年実績から40%の大幅増配となります。


開示前後の株価推移を分析すると、開示前営業日の340円から開示日343円と小幅上昇し、翌営業日には343円(開示日比変わらず)と安定的に推移しました。出来高は翌営業日に238,400株(開示日比129.9%増)と大幅に増加し、投資家の強い関心を表しています。この市場反応は業績上方修正と大幅増配の発表が投資家に好意的に評価されていることを表しており、特に70.7%の大幅増益と40%増配という株主還元強化が株式需要の増加要因となったものと分析されます。株価の安定的推移は、好業績と増配が適正に評価され、過度な思惑買いを抑制した健全な市場反応と考えられます。


同社では第3四半期以降も現状の好調な状況が継続する見込みとしており、能登半島地震関連の復旧需要や省エネルギー関連事業の拡大が業績を下支えするものと期待されます。


※5月30日発表「通期業績予想および配当予想の修正(増配)に関するお知らせ」より

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