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インテグループ(192A・東証グロース):2025年5月期業績予想を大幅下方修正

  • funbunm
  • 7月8日
  • 読了時間: 2分
インテグループ(192A・東証グロース):2025年5月期業績予想を大幅下方修正
インテグループ(192A・東証グロース):2025年5月期業績予想を大幅下方修正
【業績修正の要点(2025年5月期通期)】

- 売上高:2,897百万円→1,892百万円(前期比-13.9%)

- 営業利益:1,183百万円→495百万円(同-49.6%)

- 経常利益:1,172百万円→484百万円(同-50.8%)

- 当期純利益:867百万円→311百万円(同-53.7%)


【株価動向】

開示前営業日(5月22日):2,710円(開示日比-1.1%)、6,500株(開示日比-13.3%)

開示日(5月23日):2,740円、7,500株

翌営業日(5月26日):2,371円(開示日比-13.5%)、85,700株(開示日比+1042.7%)

2営業日後(5月27日):2,417円(開示日比-11.8%)、31,300株(開示日比+317.3%)

3営業日後(5月28日):2,410円(開示日比-12.0%)、19,500株(開示日比+160.0%)

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【アナリストコメント】

同社は2025年5月期通期業績予想を大幅に下方修正しました。M&Aマーケットにおける売却案件の供給量増加を背景に、買い手側が案件を慎重に検討し選別する姿勢を強めていることが主因となっています。第3四半期末において2025年5月期中の成約を見込んでいた大型案件を含む複数の案件について、検討期間の長期化や不成立が重なり、成約率が大幅に低下しました。成約組数は当初計画の70組に対し43組にとどまり、売上高は前回予想比34.7%減の1,892百万円となる見込みです。一方で、成約1組当たり売上高は当初計画の41百万円に対し44百万円と上振れしており、案件の質的向上は確認できます。開示前後の株価推移を分析すると、開示前営業日の2,710円から開示日には2,740円と小幅上昇したものの、翌営業日2,371円(-13.5%)、2営業日後2,417円(-11.8%)、3営業日後2,410円(-12.0%)と大幅に下落しました。出来高は開示日に7,500株と通常レベルでしたが、翌営業日に85,700株と11倍以上に急増し、投資家の強い関心と売り圧力を示しています。この大幅な株価下落は業績下方修正の内容が市場予想を上回る厳しさであったことを表しており、特にM&A仲介業界の市況悪化に対する投資家の懸念が株価形成に大きく影響したものと分析されます。同社は2025年2月より「買い手情報リサーチチーム」を本格稼働させ、新規買い手の開拓を進めています。また、2025年6月からは同社のトップコンサルタント8名を部長とする部門制へ移行し、各部門メンバーに対する緊密な指導・営業支援体制を構築する予定です。これらの組織強化策が成約率向上につながることが期待されます。




※5月23日開示「業績予想の修正に関するお知らせ」より

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