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Laboro.AI(5586・東証グロース):AI投資需要を捉え全利益で3倍超の大幅増益を達成

  • funbunm
  • 6月11日
  • 読了時間: 2分
Laboro.AI(5586・東証グロース):AI投資需要を捉え全利益で3倍超の大幅増益を達成
Laboro.AI(5586・東証グロース):AI投資需要を捉え全利益で3倍超の大幅増益を達成
【2025年9月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:979百万円(前年同期比37.3%増)

- 営業利益:205百万円(同205.3%増)

- 経常利益:206百万円(同207.7%増)

- 中間純利益:142百万円(同214.1%増)


【2025年9月期 業績予想】

- 売上高:2,008百万円(前期比32.5%増)

- 営業利益:250百万円(同36.6%増)

- 経常利益:250百万円(同36.5%増)

- 当期純利益:171百万円(同28.4%増)

- 配当予定:期末0.00円


【アナリストコメント】

同社の2025年9月期第2四半期(中間期)業績は、AIソリューション市場の拡大を背景に堅調な顧客需要を捉え、売上高・利益ともに大幅な成長を遂げる優秀な結果となりました。売上高は979百万円と前年同期比37.3%の増収を実現し、特に新規顧客獲得件数が6件に達したほか、既存顧客との継続プロジェクトや新規テーマでのプロジェクト獲得も順調に進捗しています。国内AIソリューション市場では「ChatGPT」をはじめとする生成AIの技術革新やエージェントAIへの注目の高まりにより、企業の競争力強化や人材不足対応を目的とした積極的なAI投資が幅広い産業で行われており、同社にとって追い風となっています。


利益面では、売上原価が299百万円と前年同期比24.9%増にとどまる一方、売上高の大幅増により売上総利益は679百万円と前年同期比43.6%の大幅増を実現しました。販売費及び一般管理費は473百万円と前年同期比16.7%増となったものの、これは主に人件費や先行投資としての採用費用によるもので、人員体制構築の進捗遅れから期初想定よりも費用が抑制されたことが寄与し、営業利益は205百万円と前年同期比205.3%の大幅増益を達成しています。


2025年9月期通期業績予想では、売上高2,008百万円と前期比32.5%の成長を見込んでおり、継続的な二桁成長路線を維持する見通しです。また、2025年4月には株式会社CAGLAの株式取得により子会社化を実施し、第3四半期より連結決算に移行する予定となっています。CAGLAはグラフデータベース技術に強みを持つ企業で、同社の生成AI/LLM技術との融合により新たなソリューション開発やグラフRAGを活用したプロジェクトの共同提案など、相乗効果の創出が期待されます。AI技術の産業実装において先行する同社の技術力と顧客基盤の拡充により、中長期的な成長ポテンシャルはさらに高まったと評価されます。


※5月12日発表「2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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