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ニューラルグループ(4056・東証グロース):営業損失大幅縮小で損益分岐点到達

  • funbunm
  • 6月10日
  • 読了時間: 2分
ニューラルグループ(4056・東証グロース):営業損失大幅縮小で損益分岐点到達
ニューラルグループ(4056・東証グロース):営業損失大幅縮小で損益分岐点到達
【2025年12月期第1四半期 経営成績】

- 売上高:825百万円(前年同期比5.7%増)

- 営業損失:9百万円の損失(前年同期は100百万円の損失)

- 経常損失:14百万円の損失(前年同期は114百万円の損失)

- 親会社株主に帰属する四半期純損失:29百万円の損失(前年同期は109百万円の損失)


【2025年12月期 業績予想】

- 売上高:3,700百万円(前期比3.8%増)

- 営業利益:160百万円(前期比350.0%増)

- 経常利益:140百万円(前期比1,093.0%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:40百万円(前期は61百万円の純損失)

- 1株当たり当期純利益:2.61円


【アナリストコメント】

同社は「AIで心躍る未来を」をミッションとして、リアル空間のデジタル化による社会課題の解決を目指すAI技術企業です。イノベーション領域とコアサービス領域の2つのドメインで事業を展開し、先端技術の研究開発から社会実装まで一貫したサービスを提供しています。2025年12月期第1四半期は、売上高が前年同期比5.7%増と堅調な成長を維持する一方、営業損失は前年同期の100百万円から9百万円へと大幅に縮小し、損益分岐水準に到達しました。これは2023年度より推進している営業体制の強化やユニットベース事業への移行、販売管理費の最適化が奏功したことを示しています。生成AIや業務自動化ソリューションに対する市場ニーズの高まりを背景に、同社の技術力と営業力の相乗効果が収益改善に寄与しています。通期では営業利益160百万円、経常利益140百万円の利益転換を予想しており、AI技術を基盤とした既存プロダクトの拡張と戦略的パートナーシップの構築により、持続的な成長基盤の確立が期待されます。第2四半期以降の営業利益創出に向けて順調に進捗しており、中長期的な企業価値向上への道筋が明確になっています。


※5月12日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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