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タカヨシホールディングス(9259・東証グロース):わくわく広場事業が堅調に推移し増収増益を達成

  • funbunm
  • 6月10日
  • 読了時間: 2分
タカヨシホールディングス(9259・東証グロース):わくわく広場事業が堅調に推移し増収増益を達成
タカヨシホールディングス(9259・東証グロース):わくわく広場事業が堅調に推移し増収増益を達成
【2025年9月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 営業収益:4,062百万円

- 営業利益:462百万円

- 経常利益:456百万円

- 親会社株主に帰属する中間純利益:197百万円

※2024年9月期第3四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため前年同期比較はありません。


【2025年9月期 業績予想】

- 営業収益:7,925百万円(前期比1.1%増)

- 営業利益:735百万円(同18.9%減)

- 経常利益:720百万円(同20.1%減)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:300百万円(同44.5%減)

- 配当予定:期末20円00銭


【アナリストコメント】

同社は「地域を結ぶ直売広場」をコンセプトとした運営店舗「わくわく広場」を展開する企業です。2025年3月期第2四半期では、地域の食のセレクトショップとして近隣生産者の積極的な開拓や商業施設への新規出店、自社物流の強化に取り組み、事業規模の拡大を実現しました。


当中間期における流通総額は13,870百万円となり、野菜・果実部門では猛暑や長雨の影響による生育不良で市場では品薄が続く中、積極的な生産者開拓により前年並みの販売数量を確保しました。また、野菜・果実の単価高騰も重なり同部門は前年同月比109%と大きく増加しています。店舗展開では10店舗の新規出店と11店舗の閉鎖を行い、中間期末時点で187店舗体制となりました。生産者登録件数も前事業年度末より1,215件増加し32,873件に拡大しており、商品調達力の強化が図られています。


2025年9月期通期では増収を見込む一方、営業利益は前期比18.9%減少を予想しています。これは新規出店に伴う先行投資や人件費上昇などの影響と考えられますが、中長期的には店舗網の拡大と生産者ネットワークの充実により、地域密着型事業モデルの競争優位性がさらに高まることが期待されます。小商圏小規模店舗の展開など新たな取り組みも開始しており、同社の成長戦略は着実に進展しています。


※5月12日発表「2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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