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ソフトマックス(3671・東証グロース):第1四半期売上高49%増の大幅増収増益を達成

  • funbunm
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分
ソフトマックス(3671・東証グロース):第1四半期売上高49%増の大幅増収増益を達成
ソフトマックス(3671・東証グロース):第1四半期売上高49%増の大幅増収増益を達成
【2025年12月期第1四半期 経営成績】

- 売上高:1,346百万円(前年同四半期比49.4%増)

- 営業利益:245百万円(前年同四半期比4,316.9%増)

- 経常利益:256百万円(前年同四半期比1,393.1%増)

- 四半期純利益:176百万円(前年同四半期比1,583.7%増)


【2025年12月期 業績予想】

- 売上高:6,201百万円(前期比14.2%増)

- 営業利益:670百万円(同1.1%増)

- 経常利益:717百万円(同2.3%増)

- 当期純利益:480百万円(同0.1%増)

- 配当予定:期末30円(変更なし)


【アナリストコメント】

同社は医療機関向けの電子カルテシステムを主力とする医療情報システムの開発・販売・保守を手がける専門企業であり、2025年12月期第1四半期は前年同四半期比で大幅な増収増益を実現しました。売上高については前年同四半期比49.4%増の1,346百万円となり、新規導入案件や既存顧客のリプレイス需要が顕著に増加したことが大きく寄与しています。営業利益では前年同四半期の5百万円から245百万円へと約49倍の大幅な増益を達成し、同社の事業基盤が着実に拡大していることを示しています。


この好調な業績の背景には、政府が推進する医療DXの本格的な進展があります。2023年に電子処方箋の運用やオンライン資格確認の本格運用が開始され、2025年度中には電子カルテ情報共有サービスの本格稼働が見込まれるなど、医療情報利活用に向けた基盤整備の重要性が益々高まっています。同社が長年培ってきたクラウド技術は、自然災害による患者情報の消失リスク回避や昨今多発するサイバー攻撃に対する有効な防御策として、医療機関からの評価が高まっています。


事業別では、主力のWEB型電子カルテシステムにおいて、新規顧客へのデータセンターを利用したパブリッククラウドおよびグループ病院へのプライベートクラウドの提供により、競争の厳しい市場で独自性を発揮しています。販売実績では、ソフトウェアが前年同四半期比95.5%増、ハードウェアが同43.9%増、保守サービス等が同13.6%増と全分野で好調な伸びを示しており、医療機関の旺盛なIT投資需要を着実に取り込んでいます。受注高は1,190百万円と前年同四半期比17.4%減となったものの、受注残高は3,738百万円と前年同四半期比30.5%増の高水準を維持しており、将来の収益基盤は盤石です。


2025年12月期通期については、現時点で2月に公表した業績予想を据え置いており、売上高6,201百万円(前期比14.2%増)、営業利益670百万円(同1.1%増)を見込んでいます。国が掲げる全国医療情報プラットフォームの構築などの医療DX推進が追い風となる中、同社は研究を進める生成AIなどの最新テクノロジーを活用した医療現場の業務効率向上や、先進的なテクノロジーを使った医療プロジェクトの強化により、更なる成長を目指してまいります。医療情報システム市場における同社の競争優位性と成長戦略の実行力により、持続的な業績向上が期待されます。


※5月12日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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