ROBOT PAYMENT(4374・東証グロース):好調な事業成長により増収増益を達成
- funbunm
- 2 日前
- 読了時間: 2分
更新日:1 日前

【2025年12月期第1四半期 経営成績】
- 売上高:747百万円(前年同期比19.2%増)
- 営業利益:159百万円(同38.3%増)
- 経常利益:161百万円(同39.2%増)
- 四半期純利益:111百万円(同39.6%増)
【2025年12月期 業績予想】
- 売上高:3,150百万円(前期比14.1%増)
- 営業利益:611百万円(同27.4%増)
- 経常利益:611百万円(同27.3%増)
- 当期純利益:421百万円(同31.5%増)
- 配当予定:期末20.00円(前期15.00円)
【アナリストコメント】
同社の2025年12月期第1四半期業績は、ペイメント事業とフィナンシャルクラウド事業の両セグメントにおける堅調な顧客獲得と既存顧客の利用拡大により、売上高が747百万円と前年同期比19.2%の増収を実現しました。特にペイメント事業では、商取引のオンライン化という構造的トレンドの恩恵を受け、サブスクペイの既存顧客における取扱高と決済処理件数が拡大したほか、新サービスである1click後払いも収益に寄与し、セグメント売上高は452百万円と前年同期比18.4%増となりました。一方、フィナンシャルクラウド事業においても、企業のバックオフィス業務のDX需要やインボイス制度対応などを背景に、請求管理ロボの新規顧客獲得が順調に推移し、セグメント売上高は294百万円と前年同期比21.8%増を記録しています。
利益面では、両事業における継続的なリカーリング収益の積み上がりに加え、費用対効果を精査した効率的な投資により、営業利益は159百万円と前年同期比38.3%の大幅増益となりました。2025年12月期通期業績予想については据え置きとなっており、同社の持続的成長戦略と市場環境への適応力が評価されます。今後も決済インフラ事業における競争優位性の確立と、フィナンシャルクラウド事業での企業のデジタル化需要取り込みにより、中長期的な成長が期待されます。
※5月12日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より