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ASJ(2351・東証グロース):2025年3月期業績予想を修正、純利益は大幅上方修正

  • funbunm
  • 6月9日
  • 読了時間: 2分
ASJ(2351・東証グロース):2025年3月期業績予想を修正、純利益は大幅上方修正
ASJ(2351・東証グロース):2025年3月期業績予想を修正、純利益は大幅上方修正
【業績修正の要点(2025年3月期)】

- 売上収益:3,030百万円→2,740百万円(前期比3.7%減)

- 営業利益:136百万円→160百万円(同56.9%増)

- 親会社の所有者に帰属する当期利益:115百万円→245百万円(同118.8%増)

- 基本的1株当たり当期利益:14.46円→30.81円


【アナリストコメント】

同社は2025年5月12日、2025年3月期通期連結業績予想の修正をいたしました。売上収益は前回予想から290百万円減少の2,740百万円に下方修正される一方、親会社の所有者に帰属する当期利益は130百万円増加の245百万円に大幅上方修正されました。売上収益の下方修正は、大規模医療機関向けProSTAFF Cloudを中心としたHRTechサービスが当初想定通り堅調に推移した一方で、ECサービスにおいて消費者物価指数の上昇に伴う消費者マインドの低下等による顧客単価の低下の影響を受けたことが主要因となっています。しかしながら、営業利益面では2024年10月に姫路ラボ&サーバセンターの竣工等による先行投資費用が発生したものの、プロジェクト工程管理の徹底強化により開発工程の効率化が進み、売上原価率が前期比1.6ポイント低下したことに加え、各サービスへの価格転嫁の進展によりサブスクリプション型売上収益が堅調に推移いたしました。また、営業活動の効率化推進による費用効率性の向上により、営業利益は前回予想を24百万円上回る160百万円となる見込みです。特筆すべきは、2025年3月期及び今後の業績推移等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討を重ねた結果、今後の安定的な利益計上が見込めることから、回収可能と判断した部分について105百万円の法人税等調整額(益)を計上することで、3期連続の増益を実現する見通しとなったことです。同社のHRTechサービスは医療機関向けを中心に堅調な成長を続けており、DXが進む医療業界における需要拡大が期待されます。


※5月12日発表「通期業績予想の修正(上方修正)並びに法人税等調整額(益)の計上に関するお知らせ」より

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