WASHハウス(6537・東証グロース):V字回復達成、FC部門の売上大幅増で利益転換実現
- funbunm
- 6月4日
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【2025年12月期第1四半期 経営成績】
- 売上高:553百万円(前年同期比23.2%増)
- 営業利益:2百万円(同35百万円の営業損失)
- 経常利益:6百万円(同31百万円の経常損失)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6百万円(同6百万円の四半期純損失)
【2025年12月期 業績予想】
- 第2四半期(累計)売上高:1,596百万円(前年同期比62.5%増)
- 第2四半期(累計)営業利益:78百万円(前年同期は17百万円の損失)
- 第2四半期(累計)経常利益:72百万円(同14百万円の損失)
- 通期売上高:3,292百万円(前期比58.0%増)
- 通期営業利益:189百万円(同748.8%増)
- 通期経常利益:178百万円(同615.3%増)
- 通期親会社株主に帰属する当期純利益:90百万円(同190.1%増)
【アナリストコメント】
同社が展開するセルフランドリー事業は、プラットフォーム化戦略により新たな収益機会を創出しています。必ず待ち時間が発生するというセルフランドリーの特徴を活かし、WASHハウスアプリ広告システムによる反応率の高い広告枠を提供するスポンサー広告事業の拡大や、同社オリジナルの洗濯機・乾燥機の開発および市場投入など、「プラットフォームとしてのセルフランドリー事業」の強化を着実に進めています。
2025年12月期第1四半期において、FC部門では新規出店1店舗とリニューアル8店舗を実施し、売上高が106百万円と前年同四半期比558.6%の大幅増を実現しました。店舗運営部門においても、全店舗一括管理運営方式により効率的な運営を継続し、売上高446百万円と前年同期比3.2%増を達成しています。この結果、営業損失から営業利益への転換を実現し、各利益段階で大幅な改善を果たしました。
2025年12月期通期業績予想では、売上高が前期比58.0%増の3,292百万円、営業利益が748.8%増の189百万円と大幅な成長を見込んでいます。FC店舗数は2025年3月末時点で516店舗となっており、引き続きフランチャイズオーナーや新規出店用地の開発に取り組んでいます。また、スポンサー広告事業の拡大推進により、ストック収入の安定化と収益性向上が期待されます。
※5月9日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より