テックファームホールディングス（3625・東証グロース）：第3四半期累計で大幅増収増益を達成

テックファームホールディングス（3625・東証グロース）：第3四半期累計で大幅増収増益を達成

【2025年6月期第3四半期 経営成績】

- 売上高：4,954百万円（前年同四半期比34.4％増）

- 営業利益：645百万円（同295.9％増）

- 経常利益：658百万円（同270.5％増）

- 親会社株主に帰属する四半期純利益：400百万円（同405.3％増）

【2025年6月期 業績予想】

- 売上高：6,500百万円（前期比28.1％増）

- 営業利益：700百万円（同192.6％増）

- 経常利益：700百万円（同168.2％増）

- 親会社株主に帰属する当期純利益：420百万円（同169.4％増）

- EPS：59.27円

【アナリストコメント】

同社が事業展開する情報サービス業界では、老朽化した基幹システムの刷新需要いわゆる「2025年の壁」対応と生成AI技術を活用した新たな事業創出によるIT投資拡大が見込まれています。2025年6月期第3四半期累計期間は、ICTソリューション事業において複数の新規大型開発案件の受注及び開発が順調に進み、同セグメント売上高は4,605百万円（前年同四半期比33.1％増）を達成しました。特に最新の生成AIコードエディタ「Windsurf」を活用した高度なプログラミング支援により、ベンダーチェンジに伴うシステム引き継ぎやリプレイス案件の対応範囲を大幅に拡大し、生産性・品質向上を実現しています。クロスボーダー流通プラットフォーム事業では、シンガポール最大の繁華街オーチャードロードの直営店舗及びECサイトにおいて地方自治体・経済団体と連携したイベントを複数開催し、リアル・EC両面での順調な集客に成功しました。2025年6月期通期では、引き続き情報サービス業界の追い風を受けて大幅な増収増益を予想しており、持続的な成長軌道の確立が期待されます。

※5月9日発表「2025年６月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）」より