ダイブ(151A・東証グロース):増収増益で堅調な業績推移
- funbunm
- 6月3日
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【2025年6月期第3四半期 経営成績】
- 売上高:10,561百万円(前年同期比13.0%増)
- 営業利益:704百万円(同28.4%増)
- 経常利益:714百万円(同29.5%増)
- 四半期純利益:477百万円(同53.2%増)
【2025年6月期 業績予想】
- 売上高:14,600百万円(前期比18.1%増)
- 営業利益:803百万円(同48.2%増)
- 経常利益:812百万円(同48.6%増)
- 当期純利益:519百万円(同61.8%増)
【アナリストコメント】
同社が事業展開する観光業界においては、観光庁「インバウンド消費動向調査」によりますと、訪日外国人旅行消費額が2兆2,720億円(2025年1-3月期:前年同期比28.4%増)となるなど、インバウンド市場の活況が継続しています。特に宿泊費の構成比が33.4%と最も高く、宿泊業界における人材需要の増加が顕著となっています。
このような市場環境を背景に、同社は基幹事業である観光HR事業において、外国人×宿泊施設セミナー&就職マッチングイベントの開催や、求職者確保のための継続的な広告宣伝投資を実施しました。この結果、2025年6月期第3四半期累計期間における就業者数は12,091名(前年同期比18.1%増)、就業者1人あたりの売上高も136.1万円(前年同期比12.2%増)といずれも過去最高を更新し、事業基盤の強化が着実に進んでいます。
また、地方創生事業においては、既存グランピング施設の認知度向上やオペレーション最適化により売上高が前年同期比74.0%増と大幅な成長を遂げ、投資回収に向けて好調に推移しています。
2025年6月期通期においても、国内観光業における人材需要の増加を背景とした観光HR事業の堅調な成長と、地方創生事業の収益改善により、さらなる業績向上が期待されます。
※5月9日発表「2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より