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コラボス(3908・東証グロース):損失から利益転換、業績改善が進む

  • funbunm
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

コラボス(3908・東証グロース):損失から利益転換、業績改善が進む
コラボス(3908・東証グロース):損失から利益転換、業績改善が進む

【2025年3月期 経営成績】

- 売上高:1,906百万円(前期比11.5%減)

- 営業利益:75百万円(前期は294百万円の損失)

- 経常利益:102百万円(前期は276百万円の損失)

- 当期純利益:144百万円(前期は798百万円の損失)


【2026年3月期 業績予想】

- 売上高:1,670百万円(前期比12.4%減)

- 営業利益:21百万円(同72.2%減)

- 経常利益:17百万円(同83.5%減)

- 当期純利益:16百万円(同89.0%減)


【アナリストコメント】

同社が事業展開するCRMソリューション市場においては、ユーザーニーズの多様化に加え、生産年齢人口の減少や労働力不足、人件費の高騰等を背景に、メール、チャット、Webフォーム、SNS、FAQ等のノンボイス系システムの需要が増加しています。また、生成AIや音声認識技術等の進展により、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)がさらに加速する環境にあります。


2025年3月期においては、中期経営計画に基づく「@nyplaceの安定成長」と「独自サービスの飛躍成長」の成長戦略と、全社的なコスト改善施策を推進した結果、大幅な業績改善を実現しました。特に、サービス提供体制に合わせた最適な人員配置による生産性向上や原価構造の見直しにより、外注費等のコスト削減が当初想定より前倒しで進捗し、売上原価は前期比26.1%減の1,227百万円となりました。


主力サービスである「@nyplace」は特定の大口顧客における業務縮小等により契約数が減少したものの、AIコールセンターシステム「VLOOM」では期間平均利用チャネル数が506チャネル(前期比151チャネル増)、売上高57百万円(前期比148.2%増)と大幅な成長を遂げています。また、「AmiVoice Communication Suite provided by コラボス」等の付加的サービスも142百万円(前期比34.7%増)と好調に推移しています。


2026年3月期は、「VLOOM」「GROWCE」「GOLDEN LIST」「UZ」等の独自サービスにおいて前期比約140百万円の売上高増加を見込む一方、既存サービスにおける大口顧客の業務縮小影響等により全体では減収予想となっていますが、継続的なコスト構造の見直しにより安定した収益基盤の確立を目指しています。


※5月8日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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