イシン(143A・東証グロース):公民共創事業が好調で増収増益を達成
- funbunm
- 6月3日
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【2025年3月期 経営成績】
- 売上高:1,393百万円(前期比8.9%増)
- 営業利益:245百万円(同22.0%増)
- 経常利益:232百万円(同23.6%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:177百万円(同40.6%増)
【2026年3月期 業績予想】
- 売上高:1,534百万円(前期比10.1%増)
- 営業利益:30百万円(同87.8%減)
- 経常利益:5百万円(同97.5%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:13百万円(同92.1%減)
- EPS:7.30円
【アナリストコメント】
同社が事業展開する官公庁と民間企業の共創分野では、地方自治体のデジタルトランスフォーメーション推進と民間企業のオープンイノベーション需要が持続的に拡大しています。2025年3月期は、主力の公民共創事業において「BtoGプラットフォームサービス」の高単価プランが売上成長を牽引し、セグメント売上高546百万円(前期比15.6%増)を達成しました。グローバルイノベーション事業では「BLITZ Portal」におけるオリジナルレポート納品サービスが好調に推移し、メディアPR事業も「ベストベンチャー100カンファレンス」のイベントスポンサー受注が堅調でした。2026年3月期は新たにHR事業を立ち上げ、初年度から一定の売上貢献を見込んでいますが、同事業への初期投資やオフィス移転等の戦略的支出により減益を予想しています。これらの投資は中長期的な成長基盤構築に向けたものであり、持続的な事業拡大を支える重要な布石と位置づけられます。
※5月9日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」より