イルグルム(3690・東証グロース):売上高は前年同期比28.7%増の2,382百万円、先行投資により各段階利益は減益
- funbunm
- 6月3日
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【2025年9月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:2,382百万円(前年同期比28.7%増)
- 営業利益:71百万円(同33.1%減)
- 経常利益:65百万円(同39.5%減)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:26百万円(同49.1%減)
【2025年9月期 業績予想】
- 売上高:4,800百万円(前期比32.0%増)
- 営業利益:200百万円(同21.6%増)
- 経常利益:190百万円(同17.2%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:100百万円(同45.4%増)
【アナリストコメント】
同社が事業展開するインターネット広告市場は、2024年のインターネット広告費が前年比109.6%の3兆6,517億円と継続的に高い成長率を維持し、総広告費に占める割合も47.6%まで拡大しています。EC市場においても2023年国内BtoC-EC市場規模が前年比109.2%の24.8兆円となり、物販系分野のEC化率も9.4%と伸長しており、良好な事業環境が継続しています。2025年9月期第2四半期(中間期)は、2024年9月30日に連結子会社化したルビー・グループによる業績貢献により売上高が前年同期比28.7%増となりました。一方で、コマース支援事業の利益率低下や先行投資により、各段階利益は前年同期比で減益となりました。マーケティングDX支援事業では、2025年5月に国内初のマーケティング・キャンペーンマネジメント・プラットフォーム「AD EBiS Campaign Manager」の有償版提供を開始しており、広告効果測定領域からマーケティングプロセス全体への支援範囲拡大が期待されます。
※5月7日発表「2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」より