クラウドワークス(3900・東証グロース):人材マッチング事業とDXソリューションの成長により増収増益を達成
- funbunm
- 6月3日
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【2025年9月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:11,199百万円(前年同期比37.9%増)
- 営業利益:793百万円(同14.1%増)
- 経常利益:777百万円(同2.2%増)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:303百万円(同36.5%減)
- EBITDA(Non-GAAP):1,181百万円(同37.0%増)
【2025年9月期 業績予想】
- 売上高:22,247百万円(前期比30.0%増)
- 営業利益:1,608百万円(同20.0%増)
- EBITDA(Non-GAAP):2,351百万円(同35.0%増)
※経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は非開示
【アナリストコメント】
同社が事業展開するフリーランス人材マッチング市場は、企業の構造的な人手不足と働き方の多様化により拡大基調が続いています。2025年3月末時点で登録ユーザー数は705.1万人、登録クライアント数は103.7万社に達しており、プラットフォームとしての規模拡大が順調に進んでいます。2025年9月期第2四半期(中間期)においては、主力のマッチング事業がコンサルティング人材による課題解決型サービスの提供により付加価値向上を実現し、売上高は前年同期比36.2%増の10,598百万円となりました。
また、ビジネス向けSaaS事業では生産性向上SaaS「クラウドログ」の企業導入が進展し、売上高は前年同期比83.8%増の537百万円と大幅な成長を遂げました。M&Aによる事業拡大も継続しており、2024年に子会社化した株式会社インゲート、株式会社CLOCK・IT、株式会社ソニックムーブの知見を活用したDXソリューション提案が顧客の生産性向上ニーズに対応しています。
2025年9月期通期では売上高300億円、EBITDA(Non-GAAP)25億円を目標とする中期経営計画「YOSHIDA300」の達成に向け、既存事業の成長とSaaS事業の拡大、規律あるM&Aによる事業領域拡張が期待されます。
※5月8日発表「2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)」より