グランディーズ(3261・東証グロース):売上減少、四半期純損失に転落
- funbunm
- 6月3日
- 読了時間: 2分

【2025年12月期第1四半期 経営成績】
- 売上高:800百万円(前年同期比20.2%減)
- 営業利益:14百万円の損失(前年同期は37百万円の利益)
- 経常利益:17百万円の損失(前年同期は37百万円の利益)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:27百万円の損失(前年同期は28百万円の利益)
【アナリストコメント】
同社が事業展開する住宅・マンション業界においては、建築コスト上昇に伴う住宅価格の高止まりや住宅ローン金利の上昇により、先行き不透明な状況が続いています。このような市場環境の中で、同社グループは主力事業である建売住宅販売事業において、昨年後半から展開を開始した新商品が奏功し販売は復調傾向にありますが、全体の業績には至らない状況です。
2025年3月期第1四半期においては、建築請負事業で収益向上を目的とした不動産事業へのシフトを進め、事業の統廃合を実施したことで売上高および利益が減少しました。一方で、2025年1月6日付で株式会社三愛ホームの全株式を取得し子会社化することで、埼玉県川越市を拠点とする同社の豊富な実績とノウハウを活用し、関東圏における不動産事業の拡大を図る戦略を推進しています。
今後については、三愛ホーム社の強みを活かした関東エリアでの事業基盤強化と、もりぞう社とのシナジー効果の最大限の発揮により、お客様の多様なニーズに応えるとともに、同社グループの企業価値向上が期待されます。
※5月9日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より