ゼネラル・オイスター(3224・東証グロース):大幅な業績下方修正、減損損失67百万円を計上
- funbunm
- 6月3日
- 読了時間: 2分

【業績修正の要点(2025年3月期通期)】
- 売上高:5,150百万円→3,926百万円(前期比3.6%増)
- 営業利益:189百万円→3百万円(同81.3%減)
- 経常利益:185百万円→2百万円(同93.1%減)
- 親会社株主に帰属する純利益:130百万円の利益→12百万円の損失(前期は95百万円の損失)
- EPS:32.28円の利益→2.91円の損失
【アナリストコメント】
同社が展開する飲食業界において、食中毒等の突発的なリスク要因が業績に大きな影響を与える構造的な課題が浮き彫りとなっています。今期第4四半期にノロウイルスによる食中毒が発生し、店舗の稼働率低下による売上減少が避けられない状況となりました。加えて、将来成長に向けたスクラップ&ビルド戦略として2店舗出店・1店舗退店、1店舗の業態変更を実施したものの、これらの営業コスト負担が想定以上に業績を圧迫する結果となりました。また、加工事業の採算悪化や再生可能エネルギー事業の収益計上時期のずれ込みなど、複数事業での課題が同時に顕在化しています。同社は固定資産の減損損失67百万円を計上することで財務健全性の確保に努めており、事業の選択と集中による収益性改善が今後の重要な課題となっています。
※5月9日発表「特別損失(減損損失)の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」より