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アドバンスト・メディア(3773・東証グロース):AI音声認識技術で4期連続の増収増益、売上高・営業利益が過去最高を達成

  • funbunm
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

アドバンスト・メディア(3773・東証グロース):AI音声認識技術で4期連続の増収増益、売上高・営業利益が過去最高を達成
アドバンスト・メディア(3773・東証グロース):AI音声認識技術で4期連続の増収増益、売上高・営業利益が過去最高を達成

【2025年3月期 経営成績】

- 売上高:6,665百万円(前期比11.1%増)

- 営業利益:1,442百万円(同5.5%増)

- 経常利益:1,539百万円(同8.8%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,408百万円(同40.1%増)

- 配当実績:27.50円(前期19.50円)


【2026年3月期 業績予想】

- 売上高:8,000百万円(前期比20.0%増)

- 営業利益:1,800百万円(同24.8%増)

- 経常利益:1,800百万円(同16.9%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,400百万円(同0.6%減)

- 配当予定:30.00円(普通配当27.50円+記念配当2.50円)


【アナリストコメント】

同社が事業展開するAI音声認識市場では、企業の生産性向上ニーズの高まりを背景に、各種業界でAI技術の活用が加速しています。2025年3月期においては、BSR拡大期の2年目として、音声認識とAI技術を融合させたパーソナライズAIの市場導入を本格化し、コンタクトセンター、議会・会議、医療、製造・物流など幅広い分野で顧客基盤の拡大を実現しました。


主力のCTI事業部では、コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite」に外部生成AI連携機能を追加し、通話内容の要約やCRM連携など製品性能を大幅に強化しました。ライセンス数は前期末74,314から今期末82,779に増加し、ストック比率も前期末71.3%から今期末77.1%に向上するなど、安定的な収益基盤を確立しています。


また、2024年4月から開始された「医師の働き方改革」により、医療業界においてもAI音声入力ソフト「AmiVoice Ex7」シリーズや医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice iNote」の需要が拡大し、同事業部も堅調な成長を続けています。


2026年3月期は、BSR拡大期の中間年として売上高100億円、営業利益25億円を目標とする2027年3月期に向けた重要な年となります。パーソナライズAIエージェントやアドバンストコミュニケーション機能などの新規サービス投入、新たな利用料モデルの実装によるプラットフォームビジネス拡大、M&Aを含む市場開発の深化により、さらなる成長加速が期待されます。


※5月9日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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