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トラストホールディングス(3286・東証スタンダード・福証本則):第3四半期累計で全利益項目が前年同期比減益となるも通期予想は維持

  • funbunm
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

トラストホールディングス(3286・東証スタンダード・福証本則):第3四半期累計で全利益項目が前年同期比減益となるも通期予想は維持
トラストホールディングス(3286・東証スタンダード・福証本則):第3四半期累計で全利益項目が前年同期比減益となるも通期予想は維持

【2025年6月期第3四半期 経営成績】

- 売上高:8,878百万円(前年同期比5.7%減)

- 営業利益:216百万円(同48.8%減)

- 経常利益:147百万円(同60.0%減)

- 親会社株主に帰属する四半期純利益:56百万円(同73.2%減)


【2025年6月期 業績予想】

- 売上高:14,000百万円(前期比2.2%増)

- 営業利益:640百万円(同5.3%減)

- 経常利益:550百万円(同9.4%減)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:350百万円(同3.4%増)


【アナリストコメント】

同社が事業展開する駐車場・不動産分野では、経済活動の回復に伴い駐車場利用が活発化する一方で、新紙幣対応機器への入れ替えや駐車場機器のリニューアル等の設備投資負担が業績に影響を与えています。主力の駐車場事業では新規駐車場開発に注力し売上高は前年同期比4.6%増となったものの、関連費用により営業利益は同29.5%減となりました。不動産事業では新築マンション「トラストレジデンス西鉄久留米駅」が竣工し「トラスト福岡空港駅レジデンス」と合わせて55戸の引渡しを実施したものの、前年同期の販売実績を下回り大幅減益となりました。駐車場等小口化事業では「トラストパートナーズ」第34号・第35号を組成・完売したものの販売規模縮小により減収減益となりました。第3四半期累計では全セグメントが減益となり、特に利益面では大幅な悪化となりましたが、同社は通期業績予想を据え置いており、第4四半期での業績回復を見込んでいることが伺えます。駐車場事業の安定収益基盤と不動産開発における豊富なパイプラインを背景に、下期での業績改善が期待されます。


※5月9日発表「2025年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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