モダリス(4883・東証グロース):第1四半期も研究開発推進、資金調達により開発体制を強化
- funbunm
- 6月3日
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【2025年12月期第1四半期 経営成績】
- 売上高:-(前年同期比-)
- 営業利益:632百万円の損失(前年同期は490百万円の損失)
- 経常利益:651百万円の損失(前年同期は457百万円の損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:652百万円の損失(前年同期は457百万円の損失)
【アナリストコメント】
同社は2025年12月期第1四半期において、CRISPR-GNDM®プラットフォームを基盤とした遺伝子制御治療薬の開発を着実に推進しました。リードプログラムであるMDL-101(先天性筋ジストロフィー1a型対象)では、治験申請に向けたGLP毒性試験およびGMP治験薬製造の準備が外部CROやCDMOとの提携により進展しています。デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療薬MDL-201では新型キャプシドへの換装を完了し、病態モデルマウスでの検証段階に入りました。また、JCRファーマとの中枢神経系疾患領域における共同研究では初期技術コンセプトの検証を達成し、次フェーズへの進展を合意したことで、筋疾患に加えてCNS領域でも治療薬開発が拡大しています。2024年8月のEVO FUNDからの30億円超の資金調達により、MDL-101の前臨床試験から臨床POCまでの開発資金および事業運営資金が確保されており、2025年12月期は臨床試験開始に向けた重要な進展が期待されます。
※5月8日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より