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Veritas In Silico(130A・東証グロース):mRNA標的創薬事業の研究開発が順調に進捗、第1四半期は計画通りの損失縮小

  • funbunm
  • 6月3日
  • 読了時間: 2分

Veritas In Silico(130A・東証グロース):mRNA標的創薬事業の研究開発が順調に進捗、第1四半期は計画通りの損失縮小
Veritas In Silico(130A・東証グロース):mRNA標的創薬事業の研究開発が順調に進捗、第1四半期は計画通りの損失縮小

【2025年12月期第1四半期 経営成績】

- 事業収益:24百万円(前年同期比25.0%減)

- 営業利益:81百万円の損失(前年同期は65百万円の損失)

- 経常利益:79百万円の損失(前年同期は87百万円の損失)

- 四半期純利益:79百万円の損失(前年同期は87百万円の損失)


【2025年12月期 業績予想】

- 事業収益:788百万円(前期比305.1%増)

- 営業利益:163百万円(前期は212百万円の損失)

- 経常利益:170百万円(前期は233百万円の損失)

- 当期純利益:168百万円(前期は236百万円の損失)


【アナリストコメント】

同社が事業展開するmRNA標的低分子創薬分野では、新型コロナウイルスワクチンの成功により注目が高まったmRNA技術の医療応用が急速に拡大しています。このような市場環境の中で、同社は独自の創薬プラットフォーム技術ibVISを活用し、東レ、塩野義製薬、ラクオリア創薬、武田薬品工業といった製薬大手との共同創薬研究を着実に進展させています。


第1四半期の事業収益減少は研究支援金の受取タイミングによるものですが、各パートナーとの共同創薬研究は計画通りに進捗しており、同社の技術力に対する製薬業界からの評価は堅調です。また、国内外の複数企業との新規契約締結に向けた交渉を継続しており、将来的なパートナー拡大による収益基盤の強化が期待されます。


さらに、核酸医薬品やmRNA標的医薬品の自社パイプライン創出に向けた取り組みも進めており、三菱瓦斯化学との協業検討も継続中です。通期業績予想では事業収益305%増、営業利益の利益転換を見込んでおり、同社の技術プラットフォームを基盤とした事業拡大への期待が高まっています。自己資本比率97.5%の強固な財務基盤を背景に、中長期的な成長戦略の実現に向けた研究開発投資を継続できる体制が整っています。


※5月9日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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