Unipos(6550・東証グロース):組織課題解決事業の成長により売上高17.1%増、コスト削減で大幅な損失改善を達成
- funbunm
- 5月30日
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【2025年3月期 経営成績】
- 売上高:1,089百万円(前期比17.1%増)
- 営業損失:91百万円の損失(前期は510百万円の損失)
- 経常損失:95百万円の損失(前期は502百万円の損失)
- 当期純損失:94百万円の損失(前期は502百万円の損失)
【2026年3月期 業績予想】
- 売上高:1,225百万円(前期比12.3%増)
- 営業利益:214百万円(前期は91百万円の損失)
- 経常利益:200百万円(前期は95百万円の損失)
- 当期純利益:200百万円(前期は94百万円の損失)
【アナリストコメント】
同社が事業展開する組織課題解決領域では、日本政府が推進する「新しい資本主義」における人的資本投資の重要性が高まっています。2023年から上場企業における人的資本等の非財務情報開示が義務化されたことを背景に、従業員数500人以上の大企業を中心として組織の風土改革に関する投資の拡大が継続しています。2025年3月期は、サービス・プロダクト・コンサルティングの三本柱による組織課題解決アプローチが奏功し、既存顧客の利用拡大と新規顧客獲得により売上高が順調に成長しました。特に、全社参加型カルチャープラットフォーム「Unipos」の月額料金価格改定効果と、人的資本経営コンサルティングとのクロスセル戦略が収益向上に貢献しています。コスト面では、事業規模に見合った組織体制の見直しにより前年同期比で約258百万円のコスト削減を実現し、第4四半期での四半期利益化を達成するなど収益体質の改善が進展しています。2026年3月期は通期利益転換を見込んでおり、AI等を活用した生産性向上と効果的なマーケティング施策により、持続的な成長基盤の構築を目指す方針です。
※5月9日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」より



