インターファクトリー(4057・東証グロース)・2025年5月期通期は業績上方修正、コスト管理と保守売上好調で大幅増益
- funbunm
- 5月15日
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更新日:5月30日

【業績修正の要点(2025年5月期通期)】
・売上高:3,014百万円→2,832百万円(増減率:△6.0%)
・営業利益:100百万円→180百万円(78.9%)
・経常利益:95百万円→175百万円(82.8%)
・当期純利益:66百万円→125百万円(89.4%)
・EPS:16.40円→31.06円(14.66円差)
【アナリストコメント】
インターファクトリーの業績修正は、売上高は微減ながらも、徹底したコスト管理により営業利益が前回発表比で78.9%増という優れた成果を示しています。特に注目すべきは、システム運用保守売上が計画を上回って推移している点で、これは既存顧客のEC事業が順調に成長していることを示しており、同社のビジネスモデルの強靭さを証明しています。売上総利益率の大幅改善(当初計画1,077百万円に対し修正後1,160百万円)は、同社の業務効率化が実を結んだ証拠であり、今後の持続的な利益成長の基盤となります。ECビジネス成長支援事業の「EBISU GROWTH」が当初計画の133百万円から232百万円へと大幅に増加している点も、コンサルティングサービスとしての価値が市場に認められていることを示しています。「EBISU PIM」のリリース遅延は一時的な要因と捉えられ、来期以降の成長加速要因として期待されます。投資家にとっては、売上減にもかかわらず大幅な増益を実現した経営手腕を評価すべきであり、ECシステム事業者としての競争力の高さが確認できたと言えるでしょう。今回の修正により、同社の持続可能な収益性向上への道筋が明確になったと評価されます。
※2025年4月11日発表 リリースより