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Cocolive株式会社(137A・東証グロース):第3四半期は増収増益継続、不動産業界特化のSaaSが好調

  • funbunm
  • 5月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


Cocolive株式会社(137A・東証グロース):第3四半期は増収増益継続、不動産業界特化のSaaSが好調
Cocolive株式会社(137A・東証グロース):第3四半期は増収増益継続、不動産業界特化のSaaSが好調

【2025年5月期第3四半期 経営成績】

・売上高:954百万円(前年同期比27.2%増)

・営業利益:207百万円(同27.7%増)

・四半期純利益:144百万円(同43.2%増)

・配当実績:無配


【2025年5月期 業績予想】

・売上高:1,264百万円(前期比23.1%増)

・営業利益:249百万円(同16.0%増)

・当期純利益:182百万円(同21.8%増)

・配当予定:無配


【アナリスト所見】

Cocolive株式会社は、不動産業界特化のマーケティング・オートメーションツール「KASIKA」を主力とするクラウドサービス企業として、第3四半期累計期間において引き続き好調な業績を記録しています。特に売上高前期比27.2%増、営業利益同27.7%増、純利益同43.2%増の大幅な成長を達成しており、不動産業界のデジタル化需要を確実に取り込んでいることが伺えます。


同社が展開するマーケティング・オートメーション分野は、円安による建築資材高騰や人手不足といった業界課題を背景に、不動産業者の業務効率化ニーズが急速に高まっています。KASIKAが提供する顧客管理や自動追客機能は、まさにこうした時代の要請に合致したソリューションといえます。


財務面では、自己資本比率87.0%、総資産929百万円と健全性を保っており、現金及び預金も759百万円と潤沢です。これにより安定した成長投資と事業拡大が期待できる状況にあります。売上原価率は43.2%と適正な水準を維持しており、収益性の高いビジネスモデルが確立されています。


マーケティング・オートメーション市場は今後も拡大が見込まれ、特に不動産業界でのデジタル化は初期段階にあることから、長期的な成長余地は大きいと判断されます。上場から1年余りと若い企業ながら、特定市場への特化戦略が奏功しており、今後の事業展開が注目されます。


*2025年4月11日発表 決算短信より*

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