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ウォンテッドリー株式会社(3991・東証グロース):顧客単価改善により増収増益達成

  • funbunm
  • 5月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


ウォンテッドリー株式会社(3991・東証グロース):顧客単価改善により増収増益達成
ウォンテッドリー株式会社(3991・東証グロース):顧客単価改善により増収増益達成

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 営業収益:2,477百万円(前年同期比6.4%増)

- 営業利益:924百万円(前年同期比23.9%増)

- 経常利益:915百万円(前年同期比24.3%増)

- 親会社株主に帰属する中間純利益:578百万円(前年同期比29.2%増)



【2025年8月期通期 業績予想】

- 営業収益:4,970百万円(前期比5.3%増)

- 営業利益:1,600百万円(前期比0.4%増)

- 経常利益:1,580百万円(前期比0.0%増)

- 当期純利益:1,040百万円(前期比0.3%増)

- 配当予定:年間20円


【アナリスト所見】

ウォンテッドリーは、ビジネスSNS事業を展開する企業として、主力プロダクト「Wantedly Visit」の継続的な開発・改善により着実な成長を実現しています。当中間期は顧客単価の改善により、ストック収益が堅調に推移したことが増収増益の主要因となっています。登録企業ユーザ数4.2万社、登録個人ユーザ数420万人と、プラットフォームの規模拡大も順調に進行しています。新規事業領域である「Engagement Suite」や「Wantedly Hire」の提供も進めており、事業ポートフォリオの多角化が図られています。財務面では、移転補償金の受取額800百万円により営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に改善し、1,535百万円円の収入を記録しました。2026年3月に予定している本社移転に関連する費用が発生したものの、それを上回る解約返戻金の受取により特別利益も計上しています。同社の事業環境は国内の転職市場の活発化により追い風が続いており、ストック収益中心のビジネスモデルの安定性と成長性が確認されています。

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