top of page
IRS.png

エコモット株式会社(3987・東証グロース):営業利益大幅増加で成長力を発揮

  • funbunm
  • 5月20日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


エコモット株式会社(3987・東証グロース):営業利益大幅増加で成長力を発揮
エコモット株式会社(3987・東証グロース):営業利益大幅増加で成長力を発揮

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:1,411百万円(前年同期比0.1%減)

- 営業利益:44百万円(同1366.7%増)

- 経常利益:49百万円(同192.6%増)

- 親会社株主に帰属する中間純利益:19百万円(前年同期は26百万円の損失)


【2025年8月期 業績予想】

- 売上高:2,996百万円(前期比11.3%増)

- 営業利益:33百万円(同346.6%増)

- 経常利益:40百万円(同73.6%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:21百万円(前期は26百万円の純損失)



【アナリストコメント】

エコモットの第2四半期業績は、売上高が前年同期比0.1%減の1,411百万円とほぼ横ばいの実績でした。IoTセンサーや環境計測サービスなどの主力事業が着実に市場浸透し、新規顧客開拓が順調に進んでいますが、当中間期においてはIoTビジネスイノベーション分野で大型開発案件等の期ずれが響き売上高を伸ばすことができませんでした。


しかし注目すべきは営業利益の改善で、前年同期の3百万円の営業利益から44百万円の営業利益へ1366.7%増を達成しました。これは、売上高の拡大と並行して、業務効率化や原価管理の強化により収益性が大幅に改善したことを物語っています。


経常利益も49百万円と前年同期比192.6%増の大幅な増益となり、事業運営の健全性が確認できます。また、親会社株主に帰属する中間純利益も前年同期の26百万円の損失から19百万円の利益へと転換し、損失から利益への構造的な改善が進んでいます。


エコモットが展開するIoT・環境計測分野は、脱炭素社会の実現やDXの推進といった社会的なトレンドを背景に、今後も持続的な成長が期待できる市場です。同社の技術力と市場開拓力を活かした事業拡大により、中長期的な企業価値向上が見込まれます。

bottom of page