株式会社BeeX(4270・東証グロース):着実な成長の継続により増収増益を達成
- funbunm
- 5月21日
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更新日:5月30日

【2025年2月期 経営成績】
- 売上高:9,255百万円(前期比20.2%増)
- 営業利益:656百万円(前期比9.6%増)
- 経常利益:673百万円(前期比9.4%増)
- 当期純利益:499百万円(前期比13.3%増)
【2026年2月期 業績予想】
- 2026年2月期から連結決算に移行するため、個別業績予想は非開示
- 連結業績見通し:売上高11,413百万円、営業利益739百万円、経常利益748百万円、親会社株主に帰属する当期純利益552百万円
【アナリストコメント】
株式会社BeeXは2025年2月期において、売上高9,255百万円(前期比20.2%増)、営業利益656百万円(前期比9.6%増)と着実な増収増益を実現しています。特にクラウドライセンスリセール事業が5,511百万円(前期比22.2%増)と堅調な成長を示し、全売上高の約60%を占める主力事業として安定的な収益基盤を築いています。
注目すべき点として、円安基調の追い風もあったものの、新規契約数の順調な増加が成長の原動力となっており、内需回復と企業のDX推進需要の高まりが同社のクラウドソリューション事業に追い風となっています。MSP事業も904百万円(前期比18.2%増)、クラウドインテグレーション事業も2,839百万円(前期比17.1%増)と全サービス領域で二桁成長を達成しました。
財務面では自己資本比率49.9%と健全性を維持しつつ、営業活動によるキャッシュ・フロー532百万円を確保し、成長投資への余力も十分です。2026年2月期からの連結決算移行に向けて、子会社化したスカイ365との協業によりMSP事業の更なる拡大が期待されます。同社のクラウド特化戦略と技術力の高さが、今後の企業価値向上を支える重要な要素として評価できるでしょう。