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株式会社イントランス(3237・東証グロース)2025年3月期通期:大幅下方修正ながら、中長期戦略見直しで収益基盤強化へ

  • funbunm
  • 5月15日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


株式会社イントランス(3237・東証グロース)2025年3月期通期:大幅下方修正ながら、中長期戦略見直しで収益基盤強化へ
株式会社イントランス(3237・東証グロース)2025年3月期通期:大幅下方修正ながら、中長期戦略見直しで収益基盤強化へ

【業績修正の要点(2025年3月期通期)】

・売上高:2,593百万円→820百万円(増減率:-68.4%)

・営業利益:53百万円→-351百万円(赤字化)

・経常利益:40百万円→-430百万円(赤字化)

・親会社株主に帰属する当期純利益:16百万円→-432百万円(赤字化)

・EPS:0.35円→-9.31円(-9.66円差)


【アナリストコメント】

地方創生ホテル投資で計画3件の運営権獲得が希望条件に合う案件不足により実現せず、不動産事業でもインバウンド宿泊施設開発を5件、不動産仲介を2件計画していましたが、用地確保の難航によりインバウンド宿泊施設開発は2件、不動産仲介は1件にとどまる結果となりました。インバウンド送客事業も旅行会社・OTAとのシステム連携に時間を要し外部売上を計上できませんでした。一方、都市型アパートメントホテルの運営権獲得は順調に進みましたが、短中期的な収益に貢献はできませんでした。経営陣は短中期収益追求への事業施策転換を表明しており、特にリゾート施設開発のプロジェクトマネジメント、宿泊施設転売、ホテル投資ファンド組成などの新たな収益機会創出に期待がかかります。3期連続の下方修正とはなりましたが、2025年6月の中期目標修正発表で具体的な戦略転換の詳細が明らかになれば、現在の株価水準からの反転可能性は十分にあると考えられます。投資家は今後発表される具体的な施策と進捗状況、特に短期間での収益化が期待できる事業の動向に注目すべきでしょう。


※2025年4月1日発表 リリースより

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