株式会社オキサイド(6521・東証グロース):営業・経常利益で利益転換を達成
- funbunm
- 5月21日
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更新日:5月30日

【2025年2月期 経営成績】
- 売上高:8,394百万円(前期比27.1%増)
- 営業利益:126百万円(前期は983百万円の損失、利益転換)
- 経常利益:230百万円(前期は766百万円の損失、利益転換)
- 親会社株主に帰属する当期純損失:2,703百万円(前期は422百万円の損失)
- 配当実績:無配(前期も無配)
【2026年2月期 業績予想】
- 売上高:8,713百万円(前期比3.8%増)
- 営業利益:409百万円(前期比223.8%増)
- 経常利益:242百万円(前期比5.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:74百万円(前期の損失から利益転換)
- 配当予定:無配
【アナリストコメント】
オキサイドは2025年2月期において、売上高が前期比27.1%増の8,394百万円と堅調に成長し、営業・経常利益で利益転換を果たしました。半導体事業が前期比49.8%増と大幅な成長を遂げ、調達部材の問題解決により生産効率が劇的に改善したことが主因です。新領域事業も31.5%増と好調な伸びを示しています。一方で、連結子会社Raicol社に関連するのれん等の減損損失2,723百万円により最終損益は損失となりましたが、EBITDAマージンは前期比14.8ポイント改善の13.6%となり、キャッシュ創出力の回復が確認されました。2026年2月期は売上高前期比3.8%増を見込み、営業利益は同223.8%増の409百万円を予想。ヘルスケア事業で新規顧客との取引本格化により大幅な成長が期待され、最終損益の利益転換を見込んでいます。中期的には売上高拡大による固定費率削減により営業利益率12%を目指しており、着実な収益改善軌道への回帰が期待されます。