株式会社オプロ(228A・東証グロース):2025年11月期第1四半期決算で高利益率を実現、DX追い風で強固なビジネス基盤確立
- funbunm
- 5月21日
- 読了時間: 2分
更新日:5月30日

【2025年11月期第1四半期 経営成績】
・売上高:580百万円(前年同期は未作成のため比較なし)
・営業利益:70百万円(同上)
・四半期純利益:48百万円(同上)
・配当実績:無配
【2025年11月期 業績予想】
・売上高:2,584百万円(前期比22.8%増)
・営業利益:214百万円(同0.4%増)
・当期純利益:152百万円(同1.3%増)
・配当予定:無配
【アナリスト所見】
同社は「make IT simple」をミッションとする企業向けクラウドサービス事業を展開し、2025年11月期第1四半期決算で好調なスタートを切りました。売上高580百万円に対し営業利益70百万円、営業利益率12.1%という高収益体質を実現しています。特に「データオプティマイズソリューション」と「セールスマネジメントソリューション」の2つの主力サービスが、企業のDX推進ニーズを的確に捉えています。財務面では自己資本比率が2024年11月期末の47.0%から2025年11月期第1四半期末には52.0%に改善し、総資産に対する現金及び預金比率も75.8%と健全な財務基盤を維持しています。クラウドサービス市場が急拡大する中、フルリモートワークやハイブリッドワークの浸透、生成AI活用の広がりなど、事業環境は同社に強い追い風をもたらしています。投資項目では無形固定資産のクラウドサービス機能開発に約10百万円を投入し、将来の競争力強化を図っています。中長期的には、SaaS事業の特性を活かした安定した収益成長が期待され、特に生産性向上を重視する企業からの需要拡大が見込まれます。
※2025年4月10日発表 決算短信より