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株式会社キャスター(9331・東証グロース):リモートワーク事業を拡大も投資負担により中間純損失

  • funbunm
  • 5月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


株式会社キャスター(9331・東証グロース):リモートワーク事業を拡大も投資負担により中間純損失
株式会社キャスター(9331・東証グロース):リモートワーク事業を拡大も投資負担により中間純損失

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:2.290百万円

- 営業損失:273百万円

- 経常損失:274百万円

- 親会社株主に帰属する中間純損失:279百万円


※2024年8月期中間期は連結財務諸表を作成していない


【2025年8月期通期 業績予想】

- 売上高:5,037百万円(前期比13.4%増)

- 営業利益:10百万円(前期は151百万円の損失)

- 経常損失:18百万円(前期は158百万円の損失)

- 当期純損失:13百万円(前期は217百万円の純損失)

- 配当予定:無配


【アナリスト所見】

キャスターは、「リモートワークを当たり前にする」をミッションに掲げ、人手不足に悩む企業向けにリモートワーカーによるアシスタントサービス「CASTER BIZ」シリーズを提供する企業として、着実に事業基盤を拡大しています。サービス導入企業数は2025年2月末時点で約5,500社に達し、BPaaS事業では低ロットサービスの好調により稼働社数が伸長しており、順調な成長を続けています。新事業展開も積極的で、2024年9月に株式会社オルツとの合弁で設立した株式会社LUVOでは生成AIを活用したプロダクト開発を進め、11月にはKPMGジャパンとの協業により経理業務改革支援にも参入するなど、事業領域の拡大を図っています。一方で、人材獲得や専門サービス運営への先行投資が収益を圧迫し、当中間期は営業損失となりました。しかし、人手不足が深刻化する中、同社のリモートワークソリューションへの需要は高まっており、通期では営業利益転換を見込んでいます。また、2025年4月にはベトナムに開発拠点を設立し、グローバルな技術開発体制の構築も進めており、中長期的な競争力強化への取り組みも評価されます。

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