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株式会社クリーマ(4017・東証グロース):売上横ばいも営業増益、新サービス群が成長牽引

  • funbunm
  • 5月21日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


株式会社クリーマ(4017・東証グロース):売上横ばいも営業増益、新サービス群が成長牽引
株式会社クリーマ(4017・東証グロース):売上横ばいも営業増益、新サービス群が成長牽引

2025年2月期経営成績

・売上高:2,507百万円(前期比0.1%減)

・営業利益:103百万円(同148.9%増)

・親会社株主に帰属する当期純利益:103百万円(同30.2%増)

・年間配当実績:無配


2026年2月期業績予想

・売上高:2,755百万円(前期比9.9%増)

・営業利益:100百万円(同3.0%減)

・親会社株主に帰属する当期純利益:66百万円(同35.4%減)

・年間配当予定:未定


アナリスト所見

クリーマは日本最大級のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を中核とするクリエイターエンパワーメント事業を展開する企業です。2025年2月期は、売上高が横ばいとなる厳しい環境下でしたが、営業利益が前期比148.9%増の103百万円と大幅な改善を達成しました。

主力のマーケットプレイスサービスは、前年のTVCM効果の反動やWeb広告単価の高騰、フィッシング詐欺対応リソースの投入などにより流通総額が前期比93%の154.5億円に減少しました。しかし、イベントサービスは「HandMade In Japan Fes」の成功により売上高が前期比128%の成長、新サービス群では「FANTIST」や「Creema SPRINGS」の売上高が前期比177%の大幅成長を記録しています。

2026年2月期は、マーケットプレイスサービスの再成長を最優先課題とし、ギフト市場への参入や「Creema」の取扱カテゴリの拡張、広告手法の最適化を進める計画です。M&Aについても2年以内に総額7~8億円規模の実行を検討しており、新たな収益基盤の確立を目指しています。クリエイター数約29万人、登録作品数約1,972万点という豊富な資産を活用し、多角化による成長戦略が注目されます。


2025年4月10日発表 決算短信より

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