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ABEJA(5574・東証グロース):生成AI需要の拡大により過去最高の中間売上を達成

  • funbunm
  • 5月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


ABEJA(5574・東証グロース):生成AI需要の拡大により過去最高の中間売上を達成
ABEJA(5574・東証グロース):生成AI需要の拡大により過去最高の中間売上を達成

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:1,807百万円(前年同期比26.9%増)

- 営業利益:289百万円(同43.4%増)

- 経常利益:292百万円(同44.6%増)

- 中間純利益:244百万円(同43.4%増)


【2025年8月期 業績予想】

- 売上高:3,450百万円(前期比24.7%増)

- 営業利益:370百万円(同27.4%増)

- 経常利益:373百万円(同30.1%増)

- 当期純利益:359百万円(同64.1%増)


【アナリストコメント】

ABEJAは「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に掲げ、ミッションクリティカル業務へのAI導入支援を手掛ける企業として、生成AI需要の波に乗り堅調な成長を遂げています。第2四半期累計での売上高は1,807百万円と前年同期比26.9%増となり、中間期としては過去最高を更新しました。第2四半期単体でも売上高は1,039百万円と四半期ベースでの過去最高を達成し、同社のビジネスが順調に拡大していることを示しています。


特筆すべきは、大規模言語モデル(LLM)案件が想定を上回る成果を上げていることです。国立研究開発法人NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「競争力ある生成AI基盤モデルの開発」プロジェクトでは、GPT-4を上回る性能の32Bパラメータ小型化モデルの開発に成功するなど、技術面でも着実な進歩を見せています。また、医療LLMの開発やエンタープライズ企業とのLLMユースケース創出など、LLMの社会実装に向けた取り組みも活発化しています。


2025年3月にはAIロボット協会へ参画し、LLMとロボティクスの融合によるLLMの適用範囲の拡張を目指すなど、新たな成長領域の開拓にも積極的です。売上総利益率は60%超を維持し、高い収益性を保っています。通期業績予想も上方修正されており、今後の継続的な成長への期待が高まります。

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