Globee(5575・東証グロース):英語学習アプリabceedが堅調な成長を継続
- funbunm
- 5月26日
- 読了時間: 2分
更新日:5月30日

【2025年5月期第3四半期 経営成績】
- 売上高:1,191百万円(前年同期比28.8%増)
- 営業利益:323百万円(同35.6%増)
- 経常利益:324百万円(同37.3%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:223百万円(同42.6%増)
【2025年5月期 業績予想】
- 売上高:1,650百万円(前期比28.0%増)
- 営業利益:400百万円(同25.0%増)
- 経常利益:400百万円(同24.9%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:270百万円(同19.0%増)
【アナリストコメント】
Globeeは英語学習アプリ「abceed」を運営する教育テック企業として、順調な成長軌道を歩んでいます。第3四半期までの累計業績では、売上高が前年同期比28.8%増の1,191百万円となり、営業利益も同35.6%増の323百万円と高い収益性を維持しています。
特筆すべきは有料会員数の着実な拡大です。第3四半期末時点で10.8万人の有料会員を獲得し、前四半期末から0.2万人の純増となりました。また、法人向けサービスも順調で、導入法人数は485件まで伸長しています。
サービス面では、英会話機能の拡充やTOEIC分野での有名著者TEX加藤氏とのコラボレーション、アニプレックスの日本アニメ作品のライセンス獲得など、コンテンツの多様化が進んでいます。さらに、「映画プラン」「英会話プラン」といった分野特化型の廉価プランの導入により、新たな顧客層の開拓にも積極的に取り組んでいる点が評価できます。
通期業績予想については修正なく、売上高1,650百万円(前期比28.0%増)、営業利益400百万円(同25.0%増)を維持しており、下期も安定した成長が期待されます。教育DX市場の拡大とともに、同社の収益性の高いビジネスモデルが持続的成長を支える基盤となっています。