INGS(245A・東証グロース):上場後初の中間決算で堅調な業績を発表
- funbunm
- 5月26日
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更新日:5月30日

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:3,630百万円
- 営業利益:166百万円
- 経常利益:136百万円
- 中間純利益:70百万円
※2024年8月期中間期は中間財務諸表を作成していないため前年同期比は記載なし
【2025年8月期 業績予想】
- 売上高:7,896百万円(前期比23.0%増)
- 営業利益:506百万円(同12.4%増)
- 経常利益:472百万円(同11.0%増)
- 当期純利益:301百万円(同5.4%増)
【アナリストコメント】
INGSは、外食業界において「横浜家系ラーメン みどり」や「らぁ麺 はやし田」などのラーメン事業と、「CONA」「焼売のジョー」などのレストラン事業を展開する成長企業です。2024年9月に東証グロース市場へ上場を果たし、今回が上場後初の中間決算となります。
業績面では、ラーメン事業が売上高1,905百万円、セグメント利益146百万円と安定した収益を確保し、レストラン事業も売上高1,725百万円に達するなど、両事業が順調に推移しています。特に既存店売上高はラーメン事業で106.0%、レストラン事業で107.1%と前年同期を上回り、外食業界が厳しい環境下にある中でも着実な成長を遂げています。
新規出店にも積極的で、ラーメン事業では直営店3店舗、プロデュース店1店舗を新規開店し、レストラン事業では「CONA」田町芝浦店や新業態「魚の登竜門 すしショップ百太郎」をオープンするなど、事業拡大を推進しています。
財務面では、上場に伴う公募増資により資本金と資本剰余金がそれぞれ457百万円増加し、純資産は1,755百万円まで拡充されました。自己資本比率も43.4%まで改善し、成長投資に向けた財務基盤が大幅に強化されています。通期業績予想についても修正なく維持されており、今後の積極的な店舗展開と事業拡大への期待が高まります。