TWOSTONE&Sons(7352・東証グロース):第2四半期で大幅な利益改善を実現し、収益性と成長性の両立を達成
- funbunm
- 5月26日
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更新日:5月30日

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:8,909百万円(前年同期比37.3%増)
- 営業利益:808百万円(同1,102.2%増)
- 経常利益:802百万円(同1,122.1%増)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:539百万円(同3,885.2%増)
【2025年8月期 業績予想】
- 売上高:18,600百万円(前期比30.2%増)
- 営業利益:1,018百万円(同114.8%増)
- 経常利益:1,001百万円(同124.9%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:580百万円(同208.5%増)
- 配当予定:0.50円
【アナリストコメント】
TWOSTONE&Sonsの第2四半期決算は、売上・利益の双方で前年同期を大幅に上回り、特に営業利益は前年同期比1,102.1%増と劇的な改善を見せる強固な業績となりました。売上高同37.3%増の背景には、主力のエンジニアプラットフォームサービスが同26.2%増と順調な拡大を続けたほか、コンサル・アドバイザリーサービスが同403%の急成長を遂げたことが挙げられます。同社が重点を置くMidworks事業では、新規取引先獲得と稼働エンジニア数増加に向けた積極投資が奏功し、持続的な成長エンジンとしての地位を確立しています。収益性の大幅改善は、事業規模拡大による収益レバレッジ効果と組織効率化の成果を反映しており、通期業績予想も営業利益前期比114.8%増と力強い成長を見込んでいます。IT人材不足が深刻化する中、同社のエンジニアマッチング事業への需要は堅調に推移し、M&Aを通じた事業領域拡大により更なる成長基盤を構築している点も評価されます。財務面では自己資本比率42.8%と健全性を保ちつつ、積極投資による成長戦略を推進しており、今後の業績拡大への期待が高まる状況です。



