株式会社サイエンスアーツ(4412・東証グロース):第2四半期は利益転換を達成、主力サービスBuddycomが好調
- funbunm
- 5月26日
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更新日:5月30日

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:729百万円(前年同期比30.3%増)
- 営業利益:32百万円(前年同期は15百万円の営業損失)
- 経常利益:17百万円(前年同期は16百万円の経常損失)
- 中間純利益:14百万円(前年同期は16百万円の中間純損失)
【2025年8月期 業績予想】
- 売上高:1,566百万円(前期比32.2%増)
- 営業利益:44百万円(前期は31百万円の営業損失)
- 経常利益:28百万円(前期は34百万円の経常損失)
- 当期純利益:20百万円(前期は31百万円の純損失)
【アナリストコメント】
サイエンスアーツの2025年8月期第2四半期業績は、主力サービス「Buddycom」の着実な成長により利益転換を果たしました。売上高は前年同期比30.3%増の729百万円と大幅な増収を実現し、営業利益は32百万円となり前年同期の営業損失から大幅な改善を示しています。
Buddycom事業においては、マーケティング強化と営業人員の増強により契約社数が1,346社(前期末1,077社)に増加し、ARRも876百万円(前期末739百万円)と着実に拡大しています。同事業のセグメント売上高は前年同期比30.7%増の727百万円となり、セグメント利益は31百万円と前年同期の損失から大幅な改善を達成しました。
財政状況では、楽天グループとJVCケンウッドからの第三者割当増資により、総資産が前期末比95.0%増の1,858百万円、自己資本比率も69.4%と大幅に改善されました。現金及び預金も前期末比157.5%増の1,447百万円となり、今後の事業拡大に向けた財務基盤が強固になっています。
通期業績予想では売上高が前期比32.2%増の1,566百万円を見込んでおり、フロントラインワーカー向けライブコミュニケーションプラットフォームという新市場の創出に向けた取り組みが、持続的な成長への道筋を明確に示しています。