フューチャーリンクネットワーク(9241・東証グロース):地域情報プラットフォームとふるさと納税事業で着実な成長を実現
- funbunm
- 5月26日
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更新日:5月30日

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】
- 売上高:837百万円(前年同期比2.3%増)
- 営業損失:3百万円(前年同期営業損失7百万円)
- 経常損失:5百万円(前年同期経常損失7百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純損失:24百万円(前年同期中間純損失10百万円)
【2025年8月期通期 業績予想】
- 売上高:1,719百万円(前期比13.5%増)
- 営業利益:35百万円(前期営業損失38百万円)
- 経常利益:28百万円(前期経常損失39百万円)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:77百万円(前期比3750%増)
【アナリストコメント】
フューチャーリンクネットワークは、地域情報プラットフォーム「まいぷれ」とふるさと納税BPO事業を軸とした二つの成長エンジンで順調な事業拡大を続けています。第2四半期における売上高は837百万円と前年同期比2.3%の増収を達成しました。特に目立つのは公共ソリューション事業の好調ぶりで、ふるさと納税関連売上高が421百万円(前年同期比12.0%増)となり、受託自治体の寄付額は58億円(前年同期比10億円増)と大幅な伸びを見せています。
「まいぷれ」事業では、AIを活用した情報発信効率化機能の開発や「まるまるおまかせプラン」の全国展開により、直営地域での売上高が82百万円(前年同期比25.6%増)と高い成長率を記録しました。平均単価も9,262円と前年同期比1,128円上昇し、高付加価値サービスへの転換が進んでいます。
損益面では、営業損失が3百万円と前年同期の7百万円から改善しており、収益体質の強化が進展しています。通期では売上高1,719百万円(前期比13.5%増)、営業利益35百万円の計上を見込んでおり、損失続きからの本格的な利益転換が期待されます。地域の中小事業者支援と自治体DX推進という社会的意義の高い事業領域で、安定的な収益基盤の構築を着実に進める企業として今後の成長が注目されます。



