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バリュエンスホールディングス株式会社(9270・東証グロース):第2四半期は増収増益で営業黒字転換を実現

  • funbunm
  • 5月26日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


バリュエンスホールディングス株式会社(9270・東証グロース):第2四半期は増収増益で営業黒字転換を実現
バリュエンスホールディングス株式会社(9270・東証グロース):第2四半期は増収増益で営業黒字転換を実現

【2025年8月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:40,831百万円(前年同期比3.6%増)

- 営業利益:698百万円(前年同期は1,052百万円の営業損失)

- 経常利益:669百万円(前年同期は1,160百万円の経常損失)

- 親会社株主に帰属する中間純利益:283百万円(前年同期は897百万円の純損失)


【2025年8月期通期 業績予想】

- 売上高:84,200百万円(前期比3.4%増)

- 営業利益:1,300百万円(前期は426百万円の営業損失)

- 経常利益:1,150百万円(前期は764百万円の経常損失)

- 当期純利益:400百万円(前期は1,709百万円の純損失)

- 配当予定:年間5円


【アナリスト所見】

バリュエンスホールディングスは、ブランド品・骨董品等のリユース事業を展開する企業として、着実な構造改革と事業効率化により収益性の大幅改善を実現しています。売上総利益率重視の仕入れ戦略を継続し、売上総利益率25.6%(前年同期比3.2ポイント増)への改善を達成したことは高く評価されます。また、WEBマーケティングの最適化やリソース配分の効率化により、販売費及び一般管理費を9,745百万円に抑制(前年同期比1.5%減)し、営業損失から利益転換を果たしました。小売事業の拡大では、2024年10月に開店したALLU SHINJUKUが順調に稼働しており、シームレス出品による小売ECサイトの販売も好調です。海外展開においても、アジア・中東地域での仕入れ拡大が着実に進んでおり、グローバル戦略の成果が現れています。なお、2025年8月期の業績予想については上方修正が行われており、通期での黒字体質の確立に向けた経営陣の強いコミットメントが感じられます。2030年に向けたCircular Design Companyの実現というビジョンのもと、持続可能な成長軌道に乗ったと評価されます。

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