株式会社ティーケーピー(3479・東証グロース):売上高62%増で過去最高更新も純利益は減少
- funbunm
- 5月26日
- 読了時間: 2分
更新日:5月30日

【2025年2月期 経営成績】
- 売上高:59,208百万円(前期比62.0%増)
- 営業利益:5,915百万円(同28.4%増)
- 経常利益:5,825百万円(同19.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,789百万円(同48.2%減)
【2026年2月期 業績予想】
- 売上高:103,000百万円(前期比74.0%増)
- 営業利益:7,000百万円(同18.3%増)
- 経常利益:6,000百万円(同3.0%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,200百万円(同15.6%減)
【アナリストコメント】
ティーケーピーは、フレキシブルスペース事業とホテル・宿泊研修事業の両輪で着実な成長を実現しました。リリカラ株式会社とノバレーゼの連結子会社化により、事業ポートフォリオが大幅に拡充され、2025年2月期の売上高は過去最高の59,208百万円を達成。貸会議室事業では、オフィス回帰の流れを受けて高稼働で推移し、飲食を伴う懇親会の受注もコロナ禍以前の水準に回復しました。ホテル事業においても、継続するインバウンド需要により高稼働・高単価が継続し、宿泊サービス売上が100億円を突破する快挙を達成。積極的なM&Aと既存事業の拡大により、2026年2月期業績予想では売上高74%増の103,000百万円を見込んでおり、持続的な成長軌道を描いています。2025年2月期は前期に日本リージャスホールディングス売却益の税効果により一時的に純利益が押し上げられていた反動で、当期純利益は減少しましたが、事業基盤の強化とシナジー効果により中長期的な価値創造が期待される状況です。