Aiming(3911・東証グロース):主力タイトル堅調でV字回復、全項目で利益転換を達成
- funbunm
- 5月29日
- 読了時間: 2分
更新日:5月30日

【2025年12月期第1四半期 経営成績】
- 売上高:5,168百万円(前年同期比12.2%増)
- 営業利益:1,352百万円(前年同期は149百万円の営業損失)
- 経常利益:503百万円(前年同期は42百万円の経常損失)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:362百万円(前年同期は346百万円の四半期純損失)
【2025年12月期第2四半期(中間期)累計 業績予想】
- 売上高:8,767百万円(前年同期比8.3%増)
- 営業利益:1,469百万円(前年同期は748百万円の営業損失)
- 経常利益:571百万円(前年同期は553百万円の経常損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:423百万円(前年同期は934百万円の当期純損失)
【アナリストコメント】
同社のオンラインゲーム事業は、前年同期の全項目損失から一転して全項目利益への劇的なV字回復を遂げています。国内スマートフォン向けゲーム市場が1兆2,000億円超の安定規模を維持する中、競争激化により品質向上と開発費高騰という構造的課題に直面していますが、同社は主力タイトルの安定運営と新作投入による成長戦略で対応しています。特に株式会社スクウェア・エニックスとの共同開発タイトル『ドラゴンクエストタクト』は4.5周年を迎えて安定収益を継続し、新作『WIND BREAKER 不良たちの英雄譚』の3月配信開始も収益多様化に寄与しています。自己資本比率75.5%という健全な財務基盤を背景に、IP取得による差別化戦略や共同事業によるリスク分散を推進しており、競輪投票ポータル事業への新規参入など収益源の多角化も積極的に進めています。第2四半期累計でも前年同期比8.3%増収を見込むなど、持続的成長への基盤が整いつつあります。
※4月28日発表「2025年12月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」より