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SBIリーシングサービス(5834・東証グロース):収益性向上と成長戦略が順調に進展

  • funbunm
  • 5月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


SBIリーシングサービス(5834・東証グロース):収益性向上と成長戦略が順調に進展
SBIリーシングサービス(5834・東証グロース):収益性向上と成長戦略が順調に進展

【2025年3月期 経営成績】

- 売上高:41,916百万円(前期比22.6%減)

- 営業利益:6,728百万円(同26.7%増)

- 経常利益:6,084百万円(同23.0%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:4,388百万円(同27.3%増)

- 配当実績:1株当たり170円(前期100円から70円増配)


【2026年3月期 業績予想】

- 売上高:62,600百万円(前期比49.3%増)

- 営業利益:8,200百万円(同21.9%増)

- 経常利益:7,000百万円(同15.1%増)

- 親会社株主に帰属する当期純利益:4,800百万円(同9.4%増)


【アナリストコメント】

同社が事業展開する航空機・船舶リース業界では、コロナ禍からの回復が順調に進み、各国主要航空会社の収益は堅調に推移しています。こうした市場環境を背景に、同社は船舶ファイナンス世界大手のBNPパリバ銀行やSBI新生銀行グループとの戦略的協業を通じて、優良海運会社向けの船舶JOLCO商品やエミレーツ航空向けの航空機JOLCO商品など、投資家にとって魅力的な商品組成を積極的に展開しました。特にJOLCO商品では商品在庫の積み上げを行い、期初計画を大きく上回る販売実績を達成したことが利益成長の主要因となりました。一方、為替相場の大幅な変動がJOL商品の販売に影響を与えたものの、全体としては収益構造の改善が着実に進んでいます。また、2025年2月に同社初の公募普通社債50億円を発行し、資金調達の多様化と安定化を図ったことで、今後の事業基盤拡大に向けた財務基盤が強化されました。2026年3月期は十分な在庫水準を確保したJOLCO商品の継続拡販と、組成済みJOL商品の販売推進により、安定的かつ継続的な成長軌道への回帰が期待されます。


※4月28日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」より

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