TORICO(7138・東証グロース):減損損失計上により純利益予想を下方修正
- funbunm
- 5月29日
- 読了時間: 2分
更新日:5月30日

【2025年3月期 業績予想修正の要点】
- 売上高:前回3,713百万円→今回3,677百万円(前期比5.6%減)
- 営業利益:前回244百万円の損失→今回252百万円の損失(前期222百万円の損失)
- 経常利益:前回252百万円の損失→今回255百万円の損失(前期224百万円の損失)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:前回289百万円の損失→今回436百万円の損失(前期272百万円の損失)
- EPS:前回192.02円の損失→今回288.65円の損失
【アナリストコメント】
同社は固定資産の減損損失145百万円の計上により業績予想を修正しました。売上高は前回予想から36百万円減の3,677百万円となる見通しで、前期比5.6%の減収となります。営業利益と経常利益は概ね前回予想どおりの水準で推移する見込みですが、親会社株主に帰属する当期純利益は減損損失の影響により147百万円悪化し、436百万円の損失に拡大します。減損処理の対象は店舗設備・ソフトウェア等の固定資産で、第3四半期までの減損損失を含めた通期累計では165百万円となります。また、個別決算ではシンガポール子会社株式の評価損62百万円も計上されますが、連結決算では消去されるため連結業績への影響はありません。同社の事業構造改革が継続している状況といえるでしょう。
※4月25日発表「特別損失(減損損失)の計上及び通期連結業績予想の修正並びに子会社株式評価損(個別決算)の計上に関するお知らせ」より