株式会社ロゴスホールディングス(205A・東証グロース):2025年5月期通期業績予想を大幅下方修正
- funbunm
- 5月29日
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更新日:5月30日

【業績修正の要点(2025年5月期通期)】
- 売上高:37,074百万円→35,472百万円(前期比11.8%増)
- 営業利益:886百万円→250百万円(同82.0%減)
- 経常利益:820百万円→165百万円(同87.8%減)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:442百万円→6百万円(同99.3%減)
- EPS:113円32銭→1円63銭
【アナリストコメント】
ロゴスホールディングスは2025年5月期通期業績予想において、売上高を4.3%下方修正し35,472百万円とする一方、営業利益は71.7%の大幅な下方修正により250百万円を見込んでいます。修正の主因は北海道の記録的大雪による深刻な影響で、2月初旬の帯広市における12時間降雪量120cmという国内観測史上最大の降雪により、幹線道路や生活道路が通行不能となったことです。この自然災害により顧客来場が困難となり打合せが延期され、工事現場の積雪による着工遅延、建築資材の物流滞留による納品遅延など多方面に影響が波及しました。通期の引渡棟数予想は前回修正の1,195棟から1,125棟へと再度引き下げとなり、受注から引渡までのリードタイムが長期化しています。一方で受注残は一定数確保しており、来期への繰越案件の確度を慎重に見極めている段階です。配当については下限配当45円33銭以上の実施を検討しており、今後DOEなど新たな指標導入も視野に配当方針の見直しを進める方針で、持続的成長と株主還元の両立を目指しています。
※4月14日発表業績予想より