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リアルゲイト(5532・東証グロース):第2四半期も増収増益を達成、過去最高の売上高・営業利益を計上

  • funbunm
  • 5月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


リアルゲイト(5532・東証グロース):第2四半期も増収増益を達成、過去最高の売上高・営業利益を計上
リアルゲイト(5532・東証グロース):第2四半期も増収増益を達成、過去最高の売上高・営業利益を計上

【2025年9月期第2四半期(中間期) 経営成績】

- 売上高:6,385百万円(前年同期比27.4%増)

- 営業利益:782百万円(同11.3%増)

- 経常利益:692百万円(同6.9%増)

- 中間純利益:477百万円(同7.5%増)


【2025年9月期 業績予想】

- 売上高:9,500百万円(前期比19.5%増)

- 営業利益:1,000百万円(同30.4%増)

- 経常利益:825百万円(同31.0%増)

- 当期純利益:570百万円(同49.9%増)


【アナリストコメント】

同社は2025年9月期第2四半期(中間期)において、過去最高の売上高および営業利益を達成しました。売上高は6,385百万円と前年同期から27.4%の大幅な増収となり、営業利益も782百万円と前年同期比11.3%増となっています。この好調な業績は、主力のフレキシブルワークプレイス事業において既存物件の高稼働率を維持するとともに、販売用不動産2件の売却が順調に完了したことが寄与しています。


不動産賃貸業界では、平均空室率の改善に見られるとおりオフィス需要が堅調に推移しており、特に同社が強みを持つ渋谷エリアでは、スタートアップ企業の活発な需要を背景に高稼働率を維持しています。また、建築費高騰や金利上昇を受けて、ビルオーナーによる既存ビル活用のニーズが高まっており、築古ビルの再生に強みを持つ同社にとっては引き続き有利な事業環境となっています。


第2四半期には「OMB MEGURO NAKACHO」の売却決済が完了し、予定していた販売物件2件の売却がすべて完了したことで、フロー型収入も順調に推移しました。また、マスターリース中の2物件の取得により保有物件数が増加し、新規マスターリース物件1件も獲得するなど、積極的な先行投資を実施しています。


財政状態についても健全な水準を維持しており、総資産は18,675百万円、純資産は3,250百万円、自己資本比率は17.2%となっています。下期においてもストック型収入の順調な積み上げが見込まれることから、通期の業績達成確度は高まっており、来期以降に収益貢献する物件仕入に注力していく方針です。米トランプ政権による関税影響についても、景気変動に相対的に強い事業モデルと国内企業中心のテナント構成により、オーナー・テナントの撤退リスクは低いと考えられます。


※4月22日発表「2025年9月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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