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ネットイヤーグループ(3622・東証グロース):デジタル人材不足が影響し減収減益、投資有価証券評価損で当期純損失に転落

  • funbunm
  • 5月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月30日


ネットイヤーグループ(3622・東証グロース):デジタル人材不足が影響し減収減益、投資有価証券評価損で当期純損失に転落
ネットイヤーグループ(3622・東証グロース):デジタル人材不足が影響し減収減益、投資有価証券評価損で当期純損失に転落

【2025年3月期 経営成績】

- 売上高:3,377百万円(前期比7.0%減)

- 営業利益:82百万円(同43.0%減)

- 経常利益:83百万円(同42.3%減)

- 当期純利益:33百万円の損失(前期は106百万円の利益)

- 配当実績:期末配当6.00円


【2026年3月期 業績予想】

- 売上高:3,500百万円(前期比3.6%増)

- 営業利益:100百万円(同21.0%増)

- 経常利益:100百万円(同20.3%増)

- 当期純利益:69百万円(前期は33百万円の損失)

- 配当予定:期末配当6.00円


【アナリストコメント】

同社の減収減益は、プロジェクト規模の縮小や終了が重なったことに加え、最重要課題と位置づけていたデジタル人材の確保が計画通りに進捗しなかったことが主因となっています。デジタル・トランスフォーメーション需要は底堅いものの、業界全体でのデジタル人材獲得競争が激化する中で、同社は重点顧客創出の進捗が芳しくなく、親会社であるNTTデータグループからの受注も減少しました。特別損失として投資有価証券評価損90百万円を計上したことで当期純損失に転落しましたが、生成AIツールを活用した新サービス開発や業務効率化への取り組みは着実に進展しています。来期は採用費や教育費等の人材強化投資により一時的な費用増加を見込むものの、ペット業界向け文書生成AIシステムやホテル業界向け音声AI導入実績を基盤とした事業拡大と、親会社グループとの協業強化により持続的な成長回復を目指しています。


※4月30日発表「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)」より

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