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Fusic(5256・東証グロース・福証Q-Board):2.5万株の自己株買いを発表

  • funbunm
  • 7月8日
  • 読了時間: 2分
Fusic(5256・東証グロース・福証Q-Board):2.5万株の自己株買いを発表
Fusic(5256・東証グロース・福証Q-Board):2.5万株の自己株買いを発表
【自社株買い発表内容】

- 自己株買い上限:25,000株(発行済株式の2.0%)

- 上限金額:50百万円

- 取得期間:2025年6月2日~2025年8月31日

- 買付方法:東京証券取引所における取引一任契約に基づく市場買付

- 実施目的:同社の株価動向を踏まえ、資本効率の向上および株主への利益還元、M&A等の機動的な資本政策の遂行、取締役及び従業員に対するインセンティブ・プランの活用による優秀な人材の確保等に活用する目的


【株価動向】

開示前営業日(5月29日):2,020円(開示日比0.8%低)、4,500株(開示日比55.0%低)

開示日(5月30日):2,037円、10,000株

翌営業日(6月2日):2,160円(開示日比6.0%高)、36,400株(開示日比264.0%高)

2営業日後(6月3日):2,210円(開示日比8.5%高)、15,700株(開示日比57.0%高)

3営業日後(6月4日):2,111円(開示日比3.6%高)、12,400株(開示日比24.0%高)

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【アナリストコメント】

同社が発表した自己株式取得は、発行済株式総数の2.0%に相当する25,000株を上限として実施されるもので、上限金額50百万円という規模感から同社の株主還元に対する積極的な姿勢が窺えます。実施目的として資本効率の向上と株主への利益還元を明確に掲げており、加えてM&A等の機動的な資本政策の遂行や従業員インセンティブ・プランへの活用も視野に入れた包括的な資本戦略として位置づけられています。同社は福岡を拠点とするソフトウェア開発企業として地方発の成長企業であり、人材確保の観点からもインセンティブ制度の充実は重要な経営課題となっています。発表前後の株価推移を分析すると、発表前営業日の2,020円から発表日には2,037円、翌営業日2,160円、2営業日後2,210円、3営業日後2,111円と推移しました。出来高は発表日に10,000株となり、翌営業日には36,400株と264.0%の急激な増加を示し、投資家の強い関心を表しています。この市場反応は自己株買い発表が投資家にポジティブに評価されていることを表しており、株主還元強化への期待が株価形成に大きく影響したものと分析されます。今後は実際の取得進捗状況や、取得した自己株式の活用方針についての開示が注目されます。


※5月30日発表「自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ」より

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